2009年01月05日

20の扉

http://en.akinator.com/
今話題の「あなたの好きなキャラクターを当てる!」ゲームです。

アーティは当たった。
バトラーさんは当たらなかった…。
し、仕方ないのか?

多くの人が回答することで解答の精度が上がっていくゲームなので
・モンスターと戦う人
・スキンヘッド
・ヨーロッパの人(これはちょっと微妙だけど)
あたりを押さえるとバトラーさんが出てくる可能性が高くなりそうですね。

アーティは
・ヨーロッパの人
・黒髪
・10代
あたりから攻めていくとよく当たる模様。

いわゆるこれ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/二十の質問

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2007年07月04日

映画「アドレナリン」

■問答無用に馬鹿映画なのです。

バトラー役を噂されて幾星霜。笑。
ジョンソンスティサムさんの新作映画が公開されますよー。

「アドレナリン」
アドレナリンを出し続けないと死んでしまうという、毒薬を射たれてしまった殺し屋が、アドレナリン出しっぱなしで走りまわる!とゆー映画だそうです。

…馬鹿映画以外の何者でもない!!最高、そゆーの大好き。

http://www.adrenaline-movie.com/

公式サイトを見るにはボタンクリックしまくってアドレナリンゲージを上げ続ける必要があります。

スティサムのを見たい方は予告編必見です!!
(あれってどうなってるんだろう…。)

Posted by asiz at 00:22 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2007年06月02日

不壊三なのね

*******************************

春宵の月は白く輝き、散る花を照らす。月影は夜を跨ぐ。

思い出に心はちりちりと焦げ付く。

一緒に見られなかった風景を迎え。

掠め取ったぬくもりを思い出す。

*******************************
というわけで、週末はかもぎゃです!気合!
(や、もう唐突でもうしわけない。心のオアシス。)

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2006年08月14日

それって愛ですよね?

■気になって仕方のなかった「うえきの法則」を全巻読破。

「うえきの法則」全16巻
うえきの法則 (16)
うえきの法則 (16)

最後の最後に…っ!正直萌えた。萌え死ぬかと思った。ツボにはまるにしてもホドあるっ!!

主人公の憧れの中年と主人公の少年の…それって!!
アルテミス×バトラー然り(アルテミス・ファウル…ちょっとちがう?)
ル×シャン然り(ワンピース)
響さん×少年然り(仮面ライダー響鬼)
(私、少/中だとか中/小だとかのこだわりはいっさいございません。)

しかし、この物語は小林先生(コバセン)とうえきの…なんだろう。
なんだったんだろう。
それって…。

■何がすごいって小林せんせいはうえきが小学生の頃から目をつけていたっていう点だろうか?
いやそれを言えばシャンクスさんだってそうとうなものだ。
そう、小林せんせいの何がすごいって。
目をつけた少年の、中学校の担任の先生にまでなっちゃうって点がすごい。ごいす。

■あ、ヒロインは森さんといいます。あいちゃん。
(あいちゃんはかわいいので好きだ。
 あいちゃんの能力には笑い死にそうになった。
 ああ…すばらしいよ。犬丸セレクト

主人公はうえき(木)くん、担任は小林せんせい(林)、ヒロインは森さん(森)
ちょっとせんせい、存在感ありすぎです。

ところで、うえきくんには好きな人がいるらしい。(第1話より)
誰なのかはヒミツらしい。(最終巻より)

つか、あの時点でうえきがそういう意味で気にかけてそうな人物なんぞ
思いつかない…。(唯一例外をのぞく。てゆーかこばせ…っ)

■うえきくん、あいちゃん、こばやしせんせい、さの、犬丸、あたりはそうとうシズってる。

ところでこばやし先生が犬丸いじめに人生をかけているあたりについて、
うえきくんの忌憚なき所存を知りたいところです。切に。
さのの犬丸好きもちょっと気になる。おいしいぞ犬丸。
私も空白に才が手に入るなら「温泉を掘り当てる才」が欲しいっス。
でもやっぱり一番はうえきのアレかな。いいね。

現在、続編
「うえきの法則 プラス」が …絶賛連載、ん?
うえきの法則プラス (01)
うえきの法則プラス (01)

うえきの法則プラス (02)
うえきの法則プラス (02)

休載中…。

とりあえずWebサンデーで第1話が読めます。
http://websunday.net/ueki/index.html
(つかうえきくんの記憶が失われていないのってやっぱりこばせ…っ)

Posted by asiz at 01:43 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2006年06月29日

ダレン・シャン漫画化

ダレン・シャン漫画化だそうで…。

うわあびびった。びっくりした。びっくりした。
どちらかとゆーとチャンピオンかと思ったのですが(ちょっとまて)
サンデーだそうで。

…サンデー?
(実はあまり読んだことがない。)

公式サイトをのぞいてみると、画像が公開されていました。
あ、エブラかわいいかも。

http://www.shogakukan.co.jp/darren/news/news35.html

文庫版も1〜3巻まで7/14(金)発売だし。
楽しみです。
ダレン・シャン 1
ダレン・シャン 1 (単行本)
ダレン・シャン 2
ダレン・シャン 2 (単行本)

あ。サンデーといえば
最近ちょっと気になっているのが「うえきの法則」
ストーリーもよく知らないなりに
理想を現実に変える能力」に超ウケしました。
なにそれステキ!!

---
アルテミス・ファウルもいつか漫画化なりメディアミックスなりされたら
嬉しいだろうな〜と思います。
とりあえずアルテミス・ファウルが映画化されたら日本公開まで待てないと思うので
ちょいっと海外へ飛べるように(映画を見るためだけに)
「アーティー貯金」と称して地味に貯金してたりします。(うわぁ)
映画化関連グッズとか出たら欲しくなると思うので、そこらへんもフォローできるように貯金。

今のところ、アルテミス・ファウル1〜4巻まで日本語版・UK版・US版の書籍各装丁版と
・オーディオブック全シリーズ
・限定書籍(SD事件のミニブックとか、特典付のボックスセットとか)
あたりもかなりディープに漁っているので、うちにはアルテミス・ファウルばっかり妙に多い。
(貸し出し用、自分で読む用、保存用っぽく。)

正直、山盛りいっぱいのアルテミス本を見上げてはマニアってたいへん!と感慨深い。

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2006年05月15日

ダレン・シャン文庫化、デスノート最終回、ハリーポッター発売、六氷さん。

■ダレンシャンが文庫化されるそうです。
よかった〜。ハードカバーで全巻そろえてしまう前で。
我が家、正直書籍の収納能力に限界を迎えております。

7月に1〜3巻まで発売予定だそうです。

「デモナータ」シリーズの第三幕も
7月発売だそうで
楽しみ。

■ハリー・ポッターの最新刊もそろそろ発売ですね。
今回はアレがアレでああそーゆー…とまあ前情報だけでも結構なアレで。

あ。ロンが好きです。

■デスノートは今週発売のWJで最終回。
どうなるんでしょね、どうでもいい終わり方しちゃうのかな?
個人的にワタリさんがお亡くなりになった時点で
私にとってのデスノートは「完!」みたいな気持になっちゃってたのですが
やっぱりラストは気になります。
う〜ん。

■ムヒョロジ。
楽しいです。使者さんたちがかわいいのよね〜。
無闇と六氷さんを優遇する使者さんたちとはお友達になれそうです。
ご主人さまスキーなのか。そうなのか冥王とか幽李。特に幽李。
小さきものスキーなのか。そうなのか冥王とか幽李。特に冥王。

・日記・
ムヒョロジオンリーに遊びに行ってきました。たのしかった。

■暗号解読プログラム、JVMかJAVAへのクラスパスが必要みたいです。
できるだけ簡単に起動できるように対応する予定ですが、もうしばらくお待ち下さい。

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2006年02月12日

デモナータ大予想

続きの気になるデモナータはすでに第8幕が執筆されているのだとか。
勝手に大予想します。
そりゃもう好き勝手に!!

1.主人公は3人
ひとり目の主人公はぐるびっちでした。
ふたり目はカーネル君。

この時点での主人公たちの傾向まとめ。
ぐるびっち…戦闘能力高、知力高、まぞっこ素質あり。大将ロードロスのお気に入り度高。
かーねる君…潜在能力激高、知力ほどよく、意思強く将来性に期待大。導師つき。
???…女性?

2.チェスの駒たち
私は勝手に今後、デモナータの登場人物たちは
チェスの駒とおなじ役割を振り当てられていくのではないかと予想しています。

それはロスの気まぐれかもしれないし、対悪魔バランスの結果かもしれないし、
はたまたどっかのおっさんの気まぐれかもしれない。笑…えない!!

少なくともぐるびっちのナイト(騎士)気質は確定。カーネル君はルーク(城)かな?
読み流れ的に次回作の主人公(女性だと思われ)はビショップ(僧侶)気質の魔術力高レベルタイプかも。

ダービッシュおじさんや、ミーラ、べラバナスあたりにもその役は割り振られるのかもしれない。
シャーク…シャークはどうなんだろう。歩からと金に成るポーン…?(Σは、失礼!?)
意外にビルEが良いポジションにいる気がしないでもない。

3.保護者たち
チェスだとルーク、ナイト、ビショップは黒白に各2駒ずつ存在するので
主人公たちの保護者組は対応する駒の役割を果たすのかも。
ぐる・おじさんコンビは各々右と左のナイトを担当、みたいな。
ん?そうなるとカーネル・おっさんコンビはルークというよりビショップタイプ?
う〜ん、でもカーネルの能力を考えるとやっぱりルークだよ。

ルーク…縦横に動き他の駒を飛び越えられない。
盤の状況が整えば相手陣の端まで一気に攻めることができる。
また、キングとルークを特殊な状況で動かすと
チェスの特別ルールが発動され非常に強力な戦術となる。いわゆるキャスリング。
キャスリングは自陣の駒たちがかなり移動してくれないと発動しない。
ちなみにキャスリング発動までルークは初期位置を移動してはいけない。

えーとつまりおっさんとカーネルのコンビはかなり物語の局面が進まないと
再登場しないということですか!?涙。それまでキャスリングはお預けですか!?
(ありえる…)
おっさんものすごい乙女くさくて好きなのに…っ!!もっと我におっさんを!!>ダレン氏よ。

4.デモナータサイド
チェスの盤面は二極。というわけでデモナータ側にも
チェスの駒たる人物たちが登場するのではないかと大予想。
もちろんロードロスがキングです。
アーテリーとベインがあの造形なのにもきっと意味がある気が…気が…わからん。
クィーンの素質のある女性はすでに登場してますね。

あ、人間サイドのクィーンって誰だろう。次の主人公がそれではないと思うのだけど。
かといってミーラって気もしないし…。

そうそう、デモナータの舞台も1巻、2巻と色々登場しましたね。
今回は人を喰らう森とあの人の城でした、こういう舞台そのものにも秘密があるのかも。かも。
アーテリー(動脈)ベイン(静脈)が兄弟ってのにもびびりましたねー。
何がどう生んだのよ。
ここらへんの裏設定も気になるといえば気になる。

ひょっこりひょうたん島マニアとしてはワニといえばキスして王子様に戻すもの、って
イメージだけど(…)ベインは手フェチにはたまらん女性に変身しそうですね。

好き勝手言っててすみません。

あとは何があるかな。
うーん、あ。デモナータは最終的に何冊のシリーズになるのか未確定だそうですが、
もしかしたらチェスのマジックナンバーと同じ冊数になるのかも。
でもチェスのマジックナンバーって?
順当に考えたら一列(自分の陣の手前の列すべての駒)+ポーンの駒(まとめて1とカウント)で8+1→9あたりかな。でももっと冊数多くなりそう。
まあこの予想はあまり意味がなさそうです。(ダレン氏の筆は読めん。)

なんだかんだと楽しく読んでます。
ダービッシュおじさんがカルのことを気にするたびにシズってて楽しい…。

Posted by asiz at 11:41 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2006年02月11日

小説「デモナータ2 悪魔の盗人」

デモナータ2巻を読みました。

本
デモナータ2 「悪魔の盗人」

まあ、アートが出てきて。
よく噛み付くお子だという描写が登場した時点で。
アートて。」(<関西風に)
と、つっこみ入れながら爆笑してしまったのですが。

ロード・ロスさまが相変わらずのようでなにより。(というか過去話なので逆か)
そしてものすごく毛髪に悪そうなことをしてる
ダービッシュおじさん登場!わーい。(案の定、若い頃はアレだった。)

そしてきたよ、きましたよ。
ダレン氏の家伝の宝刀!待ってました愛してます!
頑固なおっさん!!登場。死兆星が見えます、導師!!
クレプな匂いがする。笑。

そして対する、主人公カーネルくん。
これもダレン作品の基本中の基本をふまえて、
頑固なおっさん(怖い人)に対して容赦のない子ども!!(ある意味しっかり者)

ダレン氏の頑固でだめな大人と容赦のないお子のコンビは
巻を重ねるごとに、愛を育むごとにきらめきますからね!

しかもカーネルくんの正体ってアレじゃないですか。
なにその最終兵器ダーリン。
(でもぐるびっちの時代にカーネルくん生きてるのかな?
 なんかすでにデモナータで失われている設定とかありそうなんですが。
 あ、逆にデモナータにずっと篭っていて今でもぐると同い年なんて展開はあるかも?)
なにはともあれ師匠…じゃなくて導師(おっさん)の受度
いかにしてこれからウナギ上るか楽しみで仕方ない。
絶対にあの人は乙女な趣味を隠してる予感…。

巻を重ねるごとにおもしろくなること請け合いの「ロード・ロス」
背表紙が並ぶととてもかわいいです。

Posted by asiz at 21:46 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2006年01月30日

バートルシャーグとセレレム

イーサン・ケイニンはおもしろいけど
主人公たちが好きにはなれず、小説としての技巧に「うまいな〜」と思いはしても
あまり読み返そうとは思いません。

でも「バートルシャーグとセレレム」だけは何度も何度も読み返す。

この作品は「ビューティフル・オハイオ」という題名で映画化されるそうです。

天才のお兄ちゃんクライヴ、普通に普通な弟ウィリアム。
兄弟のお父さんお母さん。
お兄ちゃんの「恋人」のサンドラ・ソレント、お兄ちゃんの親友のエリオット。

1973年。

お兄ちゃんとエリオットが
バートルシャーグ」「セレレム」って言葉を交わすシーンだけが
とにかくよい。

この瞬間についてふたりはどれだけ話し合ったのだろうか?とか、ね。
約束はあったのだろうか?とかね。
欺瞞には気づいていました。

主人公以外は好きになれる小説です。

「宮殿泥棒」 イーサン・ケイニン 文春文庫

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2006年01月25日

響鬼の最終回

最終回の脚本、は、まにあわなかったみたいですね…。
ひびき。

この一年間、とても楽しく「仮面ライダー響鬼」を見てきました。

しかたない。しかたないのか。
最終回、主人公の明日夢くんは医学の道をめざし、病院でバイトしたり勉強したり。
ヒビキさんとは別れて、もう連絡も取り合わない仲になってしまっている。

しかも妙にふっきれた感じで。
あー…。君は高校受験の頃、ヒビキさんのことを考えては
もやもやもやもやして大変なシズル感を醸していた子だったのに。
大人になったから?なんかすっきりしちゃって。
ヒビキさんのことはあまり考えたりしていないご様子。

逆にヒビキさんは明日夢のことを考えたりしつつ、別の子を
弟子として育てて…育てて…育たないっ!
ホントにだめな子でした、きりやくんは。それにわけがわかりません!
(↑明日夢くんのかわりにヒビキさんの弟子になった子、
 やっぱり鬼としても微妙だった。彼は残念ながら…。
 最終回では言ってることも支離滅裂で困った。)

ふたりはなんだかんだでぬるーく再会を果たしたものの、
「嫌いで別れたわけじゃないけど、未練もなく。
 かといって友人関係を築くような仲でもない」
カップルみたいな雰囲気になっちゃってました。

それって恋愛以前とか友人未満よりももっとアツイものに遠い関係ですね。

なにがすごいってそこからの展開がすごかったです。
色々あって(説明すら無駄。)
明日夢くんが目を覚ますと、海岸を背景にヒビキさんが立ってて
やさしい瞳をして、明日夢くんをみつめている。

明「僕は鬼にはなりません。」(>ヒビキさんの弟子にはならない)

ヒ「俺は信じてるよ、人間は誰でもいつだって変われるんだって。(…?)
  鬼になることだけが俺の弟子になることじゃない(…っ!!)
  出会った頃からずっと、明日夢は俺の自慢の弟子だったよ」(?…??)
  (もうつらいのでこのセリフにはつっこみません!!)

明「これからは俺のそばで自分らしく生きてみなよ」
ヒ「はい!」
明「よろしくな!」(しゅっ)

 (終)

はい、告白してもされてもいないのに別れ話になってたり、
きっちり別れ話をして互いに納得したはずなのになぜかプロポーズが成立してたり

まあ、人生にはよくある話ですよね。…あるんですよ!!

でもそれをテレビドラマで…じゃない、特撮番組で目にするとは思わなかった!

まあ、鬼だの弟子だの仮面ライダーだと
うだうだ迷わず、さっさと

そばにいてください」と言えればそれでよかったね
言えてよかったね。
の、響鬼です。

唐突に明日夢くんに語りかける
初めて会ったとき屋久島の朝日を一緒に見たよな?
なんてセリフはなんだかとっても恥ずかしくてもどかしいので
ヒビキさんはやっぱり良いキャラクターでした。

あと、ヒビキさんの同僚も幼馴染も明日夢くんのお母さんもお友達も
なんでこのふたりが一緒にいられないんだろう?」と
不思議がってるのも面白かったです。
本人たちもまじめで一生懸命相手のことや自分のことを考えてるのに
本人たちよりも周囲の方がいろんなことに気づいてる。

直感てのは大事で
「あ。ひょっとしてこれ(相手)なのかな」てのは、実際とても稀有なことで
大切に大切にすべきなのでしょうね。

幸せになるといい。

-----
あ。↑の日記
ヒビキさんと明日夢くんのセリフが一部入れ替わってる。笑。
なんか爆笑してしまったので、あえて直しません…。

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2006年01月15日

エウレカのドミニクが

エウレカセブンのドミニクの清楚系ヴィジュアルはとてもアーティーだと思います。

地図が読めなくて、バイクのチューンナップがキツイ回を見てとても笑った。

エウレカは最近のヴィジュアルがちょっと好き、髪、短いのがかわいいよ。

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2005年12月12日

児童書「妖精にさらわれた男の子 アイルランドの昔話」

この半年くらい、ノーベル文学賞受賞作家の作品を読み進めています。

で、ようやくこの人の作品に到着!

アイルランドの詩人、ウィリアム・バトラー・イェイツ氏
アイルランドの妖精譚を文学作品として「ケルトの薄明」を発表。
1923年にノーベル文学賞を受賞しています。

で、今回読んだのはイェイツの作品を子どもむけにまとめた童話集。

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妖精にさらわれた男の子―アイルランドの昔話

アルテミス・ファウルファンとしてイェイツ作品は本歌として必読の書かと思いまして。逆とりかえ子のアルテミス・ファウル・ストーリーの
…まんまです。笑。

ちなみに↑の本は図書館で借りて読みました。
パトリック・ジェイムズ・リンチ(Patrick James Lynch)氏による挿絵が秀逸です。
普通のイラストと影絵のような、シルエットだけ黒塗りのイラストが掲載されていて
表紙は普通の方。影絵の方が、妙にこわくて良い感じ。
子どものころ見てこわかったNHKの人形劇みたいな雰囲気です。

この影絵イラストが妖精たちの愉快で邪悪な、陽気で親切な、残酷さにぴったり。

たぶんイェイツ氏のこの作品に登場する「妖精たち」こそ
世界中の多くの人たちがイメージする「妖精」の原型なんだろうな、と思います。
この物語に登場する人々は妖精のことを「妖精」なんて呼んだりしません。
「善き方」(GoodPeople)とか「ちいさな人たち」(LittlePeople)なんて風に呼ぶ。
不思議な距離感。

この本の冒頭に収録されている「妖精にさらわれた男の子」の詩は
イェイツ本人の創作です。
この詩はいろんな人に訳されているけど、私はこの児童書の訳がけっこう好き。

  この子は、われらとくるのだから、
  人里はなれた水辺へ森へ、
  妖精とおててつないで。
  この子にはまだわからない
  悲しみにみちたこの世をのがれて。

…おてて、か。

原書探して読みたいな〜。(またか。)

青空文庫に芥川龍之介が訳したイェイツの作品が掲載されています。
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1085.html
イェイツもすごいけど、龍之介さんもすごい。

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漫画「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 4」

六氷さんと次郎さんの新刊も出て、ほくほく読んでいます。

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ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 4

色味もかわいくて、理緒先生と我孫子さんの表紙がかわいいです。
このふたりはいいな〜。
りお先生の髪はストレートよりもふわふわくるくる気味の方が良いです。

しっかし本誌の方。ムヒョさんてば、ホントにホントにものすごい甲斐性があって
クラクラします。かっこいい。
いいなぁ、こんな甲斐性溢れてる上司兼彼氏兼旦那様兼ご主人様なんていいなぁ、
次郎さん(もはやヒロイン☆)てば幸せ者。

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2005年11月24日

音楽「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(サントラ)

ハリポタの映画サントラCDを聞いています。

あの有名なててーてててーれーてーてー(なんて表現!)の
おもいっきりゴス・クラシック風な曲の中に
なんかものっそいパンクでロックな曲が入っているのですがこれは何?
これは誰のテーマソングかなぁ…。

ハリーポターサントラでギターかき鳴らす系の曲がくるとは思ってなかったのでちとびっくりしました。

一瞬、ダドリーちゃんのテーマかと思ったけど。笑。
たぶんちがう。
あいむごーいんくれーじー!とか歌ってるよ?(はりぽたなのに。)
ああ、びっくりした。

音楽
ハリー・ポッターと炎のゴブレット [サントラ日本版]

どうでもいいけど、19曲目。
タイトルだけでゴブレットのものっそいネタバレで、正直引いた。

あ、ちなみにゴブレットではムーディー先生が大好きです。
アンソニー・ポプキンス(レクター博士!)がムーディー先生を演じられるとのことで
とても嬉しいです。
つまり、あのシーンのムーディー先生もホプキンスが演じるってことですよね!?
そりゃもう楽しみです。
(ムーディー先生は名前がかわいいので大好きです。ムーディーって名前、かわいい。)
(ついでにルーピンのムーニーってあだなもかわいくて好き。)

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2005年11月13日

小説「ダレン・シャン」

2005年9月1日から2005年11月13日にかけて
ちまちまとダレン・シャンシリーズを読み続け、了読しました。
図書館でコンプリしようとして小学生との予約争いに負け続けたため結構時間がかかりました。笑。

とにかく師匠が好きで好きで、仕方がありあません。
ダレンが良い子で何度も泣きながら読みました。

以下、リアルタイム感想をサルベージ。

ネタバレ含みます。

-----------------

2005年9月1日(水)
児童文学で大人気「ダレン・シャン」を読んでみました。
ダレン君が非常にかわいいっスね。いや、思ってた以上にダレン君は趣味が悪くて悪くて性格がよくて愛され系でした。
師匠(クレプスリー)が理性的なのも意外でした。
楽しいです。
でもこのシリーズに関しては、ものすごいネタバレを聞いてしまっているのが返す返すも残念。うーん。
新シリーズの「デモナータ」は発売ごとにチェックしていこうかなと思ってます。
ぐるびっちかわいいし。
(あ、でもロード・ロスのラスト、落ちがよくわからなかった…)

2005年9月2日(金)
立ち消えになっていたかと思われた映画化も
版元がかわって再始動した様子ですし、なんか楽しい、楽しみ。

2005年9日12日(月)
ところでダレン・シャンおもしろいです。とてもとても。
ただ12冊(+外伝1冊)という冊数ゆえ、なかなかコンプリはたいへん。
誰だろう…図書館で10巻かりたままストップさせてる人…。

クレプスリーの
とても、よいことなんだぞ
のセリフとエブラの
バンパイアベビーのパパになる〜
のセリフがかわいくて仕方ない2巻にガツンとやられつつ
逆ギレのダレンもたまらんポイント。
いや、いいなこれ。

2005年9月18日(日)
ダレン。
だーれーん。
もうめろめろ、誰にってクレプスリーに。師匠に。
アホだもん。バトラーさんもアホだけど、この赤師匠もかなりの阿呆。
クレプスリーはダレンにめろめろめろめろしてる人なのです、自覚ないケドかーなーり甘い。
あまいよおっさん。愛だろそれは。
しかもダレンさんは超キレ体質の、というかキレるときはアン並(byもんごめり)にまじ切れする子。
そして泣き方もおなじらしい。
両腕投げ出して、つっぷして泣くの。Σおお。伝説のアン泣き。(2巻)
とてもとても良い子なのです。誠実で高潔で素直。
師匠のことを「あんた」って呼ぶのもすてきです。

かーわーいーいー。
なんていうかこの師弟はピュアラブすぎてまぶしいです。
じわじわ互いを心の底から尊敬して認めるようになって、でも互いのイヤなところは「そこはイヤ…」と思い続けている。
でもイヤな部分もひっくるめてラブ。ラブでしょうこれは。すばらしいラブ。

そして巻を重ねるごとにクレプはどんどん阿呆の子になっていきます。
ダレンに色々もってかれてる師匠に色々もってかれてます。そしてダレンも師匠に色々もってかれてます。
くう、かわいい。師匠かわいい。ダレンかわいい。
もうこの愛しい子たち。

2005年9月25日(日)
私の行く図書館では予約ぎちぎちに入ってて
いまだに全巻読めてません。1巻→7・8・9巻→2巻→4・5・6巻とゆー変則読みをしています。

[1巻]
師匠はフツーに怖い人。ダレンは「え、主人公これでいいの?」ってくらい、ダークサイド丸出し。
悪すぎるこのひと。
おやすみのキスに死ぬほど泣く。
[2巻]
師匠…え、師匠?って感じ、この人、手下のこと愛しちゃってる!?
クレプスリーがあらわれるたびにときめきがおさえられません。
ぜったいなにかしらやらかしてくれるんだもの、期待を裏切らない男だ。
ダレンは良い子すぎて泣ける。涙。
[4巻]
ファンタジーらしく冒険!楽しい。
[5巻]
はっきり言ってこれ児童虐待だろう!ってくらいの試練・試練・試練。いたすぎて私がハゲそう。ぎゃあ。
[6巻]
意外すぎてハゲそう。ハゲる。
師匠が「この人死んじゃうんじゃないか」ってくらい悲しんでて…なんていとしい男でしょうこの人、愛せる。
そしてダレンコールにちょっと引く。
なにこのハリポタみたいなエンディング。
しかし何故どうやって総帥になるのか、っていうトリックは見事。
筋は通ってるのでイヤ〜なかんじはゼロ。
心の底から「よかった〜」と思える結末、だたしダレンコールはやめて…。
[7巻]
ファンタジーらしく冒険。師匠、なんてアホなの。知ってたけど。どんだけアホなの?いっそ愛しい。
[8巻]
意外すぎる展開。狽ェ、学生!?ぷぁ、パパァ!?そして師匠への愛が募る。
[9巻]
いっそ死にたくなる展開。
ファンアートでここらへんの展開をフォローした作品を読んでまじごと死ぬる!ってくらいへこみました。
ああ、でもありえる、うああ〜↓って。

[1〜2巻総評]
ダレンはとても良い子。
最初は本当に趣味の悪いお子さまで、お姉さんちょっとどうかと思ったよ。
君はもっとこじゃれてても良いのでは?と思わなくもなかったけど。
ところで師匠を殺すとなるととたんに活き活きする君がたまらんよ…。
そして師匠はもう少し、大人になろう。
(今週の目標 「ダレンはちゃんとクレプの話を聞くこと。クレプはちゃんとダレンに話をすること!」 )

[4〜9巻総評]
巻を追うごとに師匠の受度が上がっていきます。
1巻では本当に怖いモンスターだったのに…。
いとし子と出会い、彼のフェイクチャームポイント(ホラー)はもろもろとはがれ落ち
もっとイイところ(天然)が丸出しになってゆく様は壮観。
そして逆にダレンの攻度が上がっていきます。ダレン良い子だ…。
ところでヴァンパイヤものなのに美女が出てきません。
ダレンの彼女は元幼女だし。
クレプスリーの元奥は「あまり美人ではない」とか言われているし。
おっさんしか出てきません。薔薇の風呂とか出てきません。
ヴァンパイアにあるまじき、耽美とはかけはなれた世界です。
どちらかゆーと場末のサウナの香りがします。
どいつもこいつもやもめ臭いです。登場するのはおっさんばかりです。

エバンナ!エバンナ!美女モードぷりーず!!(エバンナにうるおいを求めてみる。)

2005年11月12日(土)
久々に図書館に行ってダレンシャンを最終巻(10〜12巻)まで借りてきました。
現在、読破中。うああ、たまらん。おもしろすぎ!

[10巻]
正直10巻はファンタジーとして正道なのだろうけど、いまいちおもしろみには欠けてて、
やっぱクレプスリーのおっさんが活躍してくれないと…と、涙出そうでした。
(しかしウシガエルのイラスト全開2ページにはのけぞった!)

[11巻]
11巻に入るととたんにおもしろい!
てゆーか児童書なのに、主人公の妹が未婚の母になってたり、幼なじみがサッカー選手になってて地元のスタジアムで大活躍したり、なんか「普通の生活」のシーンになるとものすごい「ありえる」というか所帯じみてたりするのがこの物語の魅力。
ヴァンパイアのおっさんたちの日常(?)生活シーンになんかものすごい汗臭くむさくるしくてかわいかったな〜。(4〜6巻)

[3巻]
読み飛ばしてた3巻をようやく読めました。
クリスマス・ストーリーです。
そしてシャンくんまたしても師匠を殺そうとしています。笑。
ホント、普段はとても良い子なのに師匠を殺すことになると激情型だな〜。笑。

この巻で主人公のダレン・シャンがヒロインの女の子とお付き合いをはじめるのです。
のちにダレンくんは「自分はヴァンパイアだし、子どもも作れないし、正体も明かせないし」と
ウジウジイライラ湿っぽく悩むことになります。(7〜9巻)
しかしこの巻の時点では意外にカラっとしてて「あ、女の子だ」「いいな」からはじまり、
女の子から「キスしていーよ」なんて言われてどきどきしてみたり、
ちょっとキスしてみてなんかステキー☆なことになっちゃったり。

ロマンスです。
ちょうかわいい。

このお話、なにがすごいってダレンが女の子とつきあってる件を師匠のクレプスリーに伝えたときのシーン。
ダレンくんは「女の子とつきあってるなんて言ったらクレプスリーは反対するか怒るか止めるかするに違いない」と想像していたのに
クレプスリーは「別に反対しない、おまえの気持ちにまで口出ししない、恋愛はヴァンパイアだってするものだ」なんて言うのです。

なんか、うん、そうだよね。それがホントだよね、って思いました。
ありきたりであたりまえの言葉なのかもしれないけれど
なんかそれ、私も言ってみたいせりふだ、と思いました。

くれぷはやっぱりいいな〜。

声に出して言ってみたいクレプせりふ
ナンバーワンは
とても、よいことなんだぞ」(にっこり)
ナンバーツーは
なぜおこらなきゃ、ならんのだ?おまえの気もちまで、我輩はどうこう言わん

みっつめはやっぱり
ラーテン
あ、これはダレンのせりふだ。(そして激ツボ)

つか「我輩」さいこう。

2005年11月13日(日)
[12巻]
そして本日、最終巻を読み終わりました。
運命の息子のダレン。ひねってるようで案外ストレートなサブタイトル…

抱きつきたい?私もです。
運命を変えるとか、運命を代えるとか、そのための命を選んで、

…いや、その前に精霊の湖のシーン。
ダレンくんの後悔について色々色々考えてみました。さかのぼってみればあの総会のときの
あれとかいや総帥になったこと自体がいやいやうーん。でもあのときは、まあそれを置くにしても
デビーには他の人生も…それじゃ再会の時点では?そもそもあのクリスマスまで遡る?
いやデビーだけじゃないぞいろんなひとのいろんな人生が、でもダレンと、いやいや、うーむ。。

とにかく後悔ばかり。そして仕方のない後悔ばかり。
でもね、クレプに会えたことだけは後悔すべきことだとはまったく思えないのです。
出会ったことを後悔しない、後悔?してるけど、してない、出会い。

湖の死と、夜明けの死、ぜんぜんちがう。
人生のなすべきことをなして、というか自分のやれることを精一杯やって死ぬの。
悔いのないように、悔いはあるかもしれないけどそれを引き継いでくれる、誰かを信じて。

なんかやるせないかもしれないけれど、湖の死と夜明けの死、選べるなら、どちらかを。

[10〜12巻総評]
ぐるぐるぐるぐる誰かの策略がかけめぐってややこしやややこしや〜(N○K教育)って感じですが
なるほど、シリーズを通しての筋は通ってるんですね。めだった矛盾はなし。
それになにがすごいって最終巻まででちょっと不満だったり不条理だったりした部分にはフォローが入っている点。
物語を無効化してしまう手段をとりながら、それでもダレンの決断を有効化する手法を利用して…。
紙一重かもしれませんが、お話としてすごく力作!って感じで好感持てます。

さみしいけれど、ハッピーエンド、この物語は。
終わりのない物語はない、そうだね。

続きがないって言うよりは、終わったんだよ物語が。
物語が続くことはダレンくんの苦しみが続くことでしかなかったの、かな。

それでも、
不幸にしたのは誰。幸せにしたのは誰。
さいごまで精一杯なすべきことをおこなって、誰かを信じて、自分を信じて。
あいたいひとにあいにゆく。
会えたから。

だからこの物語はハッピーエンド。

Posted by asiz at 04:43 | Comments [0] | Trackbacks [0]

レイザーラモンの泥人形ネタ

レイザーラモンについて言及しておこうと思います。

レイザーラモンは個人名ではありません。
すみたにさんはピン芸人ではありません。
レイザーラモンは若手芸人のコンビ名です。
コンビ、ええ、コンビなのです。
私は彼らの泥人形ネタ(↓参照)が好きです。

父子が仲良く川で釣りをしている。父親はやさしいお父さん、息子はハードゲイ。
仲の良いふたりだが、息子は川に落ちて死んでしまう。
(息子の死因は水死、原因は大っきいビスコ。
 ちなみにいずぶちさんが父親役すみたにさんが息子役)
父親は亡くなった息子を思い、悲しみのあまり毎日泥人形を作って自分を慰める。
そんなある日、泥人形に命が宿って…

まあ、こんな感じのネタです。
ラストは雨が降ってきて泥人形が崩れ落ち、いずぶちさんが「泥人形ーっ!!」って叫んで終わるのです。
(なにがなんだか。私の説明力の問題というより…まあ、そういう芸風なんで。)

泥人形コントの冒頭にはこんな会話登場します。
息子 「父ちゃんごめんな、息子がハードゲイになってもうて
父 「ん?えいえい、個人の自由や!

上記の会話、関西弁の発音で想像して下さい。
えっらい軽くえっらく明るい、やさしいノリです。
お父さん、息子さん釣りなさってますがナチュラルにボンテージ…

この会話を聞いたときものすごい心がほんわかしたものです。
つか、これまで微妙にはずかしくて誰にもいったことなけどこのコント、けっこう好き。
すみたにさんのかるいノリのカミングアウトに対する
いずぶちさんのこれまたかるくてやさしい返しがすてきです。
ちなみにこのネタは去年の年末のオールザッツで放送されてましたので、
関西ではわりと有名、かな。
どうだろうか、関西の一部ではわりと有名。

オールザッツ
 関西のローカル番組。毎年年末に放送される。
 一晩ぶっとおしで漫才・コント・企画が行われる。お祭り。司会はひどい。
 いろいろひどい。ときに放送事故ギリギリ。
 ときにグダグダ。常時グダグダ。デフォルトグダグダと言っても過言ではない
 しかしさんの司会が愛される関西ではグダグダは別に悪いことじゃない。
 深夜スタートの上、長時間生放送のため、出演者はフラフラ。
 そして必ず押して火がつく。

すみたにさんのパフォーマンスはちょっと…と思う方にも、
この泥人形ネタのコントは一度見て頂きたい。
なんか好き。

てゆーか私はこの父と子のかっるーいカミングアウトシーンがものすごい好きだ。
やさしい。

ちなみにラストの「泥人形ーっ!!」のシーンはちょうシュール。
たぶん、関東のTVで放送したらまじで怒られる。

私はここ3年くらい麒麟を応援し続けています。もちろん今年も。
去年の「がんばれ俺たち!」には感動したなー。
田村くんのこの言葉にちょっとマジ泣きしました、嬉しくて。
それに対する川島さんの笑顔にもなんかもう、むせび泣いた。かわいくて。
ところで、オロナミンCのCMグランプリはオンラインでも視聴できます、ぜひ見とけ。万金の価値がある。

今年も、この季節がやってきたのですね。

Posted by asiz at 04:06 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年10月30日

小説「それゆけ、ジーヴス」 …と、執事カフェ

実はジーヴス超好きです。
3巻発売中。

それゆけ、ジーヴスウッドハウス・コレクション
それゆけ、ジーヴス

「ジーヴス、一対一の男としてのジーヴスに質問だ。あんな男、見たことあるか?」
「リトルさまは熱いハートをお持ちになった男性です」
のシーンがものすごい好き。

主人公はへこむとゴム製のアヒルと風呂で戯れる男性です。
ジーヴスのご主人さまなのですが、服の趣味がちょっとアレ。
(紫の靴下とか空色のスパッツとか赤のカマーバンドとか胸元フリルのブラウスだとか!)

ジーヴスはご主人さまの優秀な執事で、この上なくすばらしい頭脳の持ち主。

執事として常にご主人さまに完璧な安らぎを与え続けるジーヴスですが、
ご主人さまが趣味の悪い服装をしょうとするときだけ
ものすごく冷酷になります。
冷酷っぷりが鬼で、笑えます。

下克上の主従萌えには文句なしでお勧めする作品です。
もちろん、それ以外の方にも。

ところで、冥土、じゃなくてメイドカフェ。
私はけっこう楽しかったです。
(パーティールームまで借りていっしょにじゃんけん大会したクチです)

ところで執事カフェが存在したとしたら…行ってみたいですか?

(あ、バトラーさん、ジーヴスあたりはウェイターとか向いてないんじゃないかと思います。高給取りめ。)

世の中の執事スキーは自分のための執事よりも誰かのための執事に萌える性質なので
執事カフェはちょっと方向性まちがってるんじゃないかな…と思うのですが。

まあ需要はどこかにあるのかもしれません。

私は行きたくない。

Posted by asiz at 02:03 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年10月15日

映画「トランスポーター」

■映画『トランスポーター』を見ています。
トランスポーターLE TRANSPORTEUR
『トランスポーター』

ええ、バトラーさん役の人=ジェイスンさん主演の映画です。
マッチョでかっこいい男優さんがかっこよーくカーチェイスとかハードアクションとかこなす
すかっと何も考えずに見られる頭のわる〜い映画?かと思いきや。
ええ、それはそうなのかもしれませんが

そうぞう以上にかっこいい。

でも初デートで彼氏といっしょに見に行きたい映画ではない。
「もしかして頭わるいんじゃないだろうかこの人」と思わずにはいられないから…。

まず、基本的に好きじゃないのよ〜。BMW。中途半端で。
車スキーとしてもお金むちとしても見せびらかすにはちゅうとはんぱ…
って思ってたのですが
あんなかわいそうな車はないぞ。あんな馬力で走らされるいわれはないぞBMVも、
かわいそうじゃないか!!
笑。とBMに変な同情をせずにはいられない映画なのでありました。

と思ってたらBMWはあっという間に廃車!うわあごめんねBMW。

その後は船に乗ったりバスに乗ったり飛行機に乗ったり。
とにかくマーシャルアーツという言葉にかこつけて男の肉体美をみせつける!
アクションシーンに次ぐアクションシーン。
ス、スタント使って下さい…。

ここまでやってくれると、もういいよ!わかった。かっこいいから。
でもやりすぎだか!!って感じの映画です。

■んで、今、オーディオコメンテータリーを見ています。
楽しい!このコメンテータリーはひどくおもしろいです。
監督を含めたフランス人がちわちわと「あ、今、撮影用クレーンが映り込んでた」
気に食わない!」「完璧はむりだよ」「そんなことはない!!」とか。
もう、ホントに楽しそうに文句ばっかり言ってます。
「このシーン僕好き」「いいよね〜」「さいこうだよね〜」みたいな。

映画本編は途中で頭がおかしくなりそうな思いを何度もしましたが
(「こんなの見てたらアタマがわるくなる!」と。)
何度も爆笑してしまいました。

しかしコメンテータリーはもうずっと笑いっぱなし。
この男どもが(監督だが)もう作ったのだ面白くないわけがない!
なんなのこの天然ども。

■さて見所です。

バトラーさんのフランクたるジェイスンさんは
そりゃあもう「ルールは守る…」とか言いながら暴れる暴れる。
ヒロインは投げるツナサンドはむさぼる不自然なながれで脱ぐ

脱ぐ!!(気に入ったらしい)

さらに走ったり飛んだりぬるぬるになったりおっさんとのキスシーンとかすごい場面も見所です。
いやあのおっさんとのキスシーンは監督の趣味だろ。正直。

そしてジェイスンさんのみごとな九連続回転蹴り(!)はバトラーさん役としても非常に期待が膨らむワンシーンです。
もちろんスタントなし。ご本人による回し蹴り。足長〜。

えーと、トレーラーでも流れてましたが怒ったフランク(ジェイスンさん)が
扉蹴破って大暴れするシーンが楽しいんじゃないかな。

監督どもはコメンテータリーで「あの男(悪の親玉)、フランク(主人公)のこと気に入ったんだよ」
「絶対恋に落ちちゃったよね!」「そうそう」なんて、
腐女子みたいな会話ばっかりしやがって楽しいじゃないか。

ジェイスンさんの好物はツナサンドだそうです。笑。

■この作品は2も公開中の模様。
今回の「荷物」は「子ども」みたいです。うわあ大好物。
スーツの渋い男性と年端もゆかぬ子どものセットって心の底から大 好 物 です。
そしてヒロイン?つーか敵役はものすごい勢いでものすごいセクシーな女性です。
なにがものすごいって衣装とメイクが。女版『デスペラード2のジョニーデップ』みたいな。

トランスポーター  公式サイト(仏)
トランスポーター2 公式サイト(仏)

アウディのページに特集を発見。

Posted by asiz at 22:40 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年10月10日

映画「チャーリーとチョコレート工場の秘密」とメトロセクシャル

「チャーリーとチョコレート工場の秘密」を見てきました。
座席からチョコレートの匂いのする六本木ヒルズで。
匂いました、とてもチョコレートの匂いでした。
でも3分で慣れてしまって、上映中は全く認識できず。

チャーリーは激かっこよかったです。
良い子だけど、良いだけじゃないぜあれは(チャーリーの)嫁取り物語ですかだめ大人ワンカ

だめ大人でしたね、かわいい。
原作にはないエピソード部分(父親のトラウマ+「家族を捨てろ!」と迫ってみたり+チャーリーと決別してみたり)だめ大人全開の部分は予想を越えた楽しさでした。

そういえば。
私はメトロセクシャルという言葉を
独身でどちらかというと高収入の、それなりに人間的なお付き合いはあるけれど恋愛を核家族的な意味での婚姻制度(※1)に結びつけられない人
(※1 恋愛は結婚にむすびつく、結婚とは家庭を築くための十分条件であり家庭は子供を育てる場であるという考え方。この場合、伴侶は異性から選択する)
セクシャリティーは「基本的に異性を対象にしている(例外もある)」けれど基本的に個人主義が強すぎて最大の関心は自己に帰結する人、という意味合いで使っていたのだけど、
調べてみたらこの単語、日本ではかならずしもそういう意味合いでは使われていない模様。
なんていうかスキンケアとかする男性に対して使われているみたいです。
どちらかとゆーと雑誌上なんかではポジティブな意味で。
う〜ん。意外でした。
私はかなーりネガティブな意味で解釈していたのです。

メトロセクシャルというと私のイメージではイコール、
「ファイトクラブ」の主人公のタイラー・ダーデンじゃない方って感じ。
(主人公の名前はジャックだと思ってました!
 ↑「ファイト・クラブ」自体はあまり好きではないけれどこの記事、とても楽しく読めました。)
ファイトクラブの主人公は独身で一人暮しで恋人いなくて高級家具を買い集めてて
生活には満足してるようなしてないような根本的なところでは全然満ち足りていない人。

ずっと一人称で語られる物語「ファイト・クラブ」の主人公は
主人公なのに実は「無名
あのひとの名前はタイラー・ダーデンでもジャックでもない。
その無名性もなんだかメトロセクシャル的です。
てゆーかタイラーダーデンのインパクトがつよすぎて
主人公なのに名前がないことにも気付かれないってのもポイントかもしれない。
私の中で彼はとてもメテロセクシャル。

メトロセクシャル=核家族的恋愛感性のない(『子づくり≠セックス』)都市部の無名人。自分マイラブ。
結構、これって私の中でしっくりきてます。
(あ、あのファイトクラブの主人公はヒロインの女性に恋をするけれど
タイラーダーデンを憎んだり、憧れたりする方で忙しくて
ヒロインとの恋愛どころじゃない!ってのも
まさしくそれ(メトロセクシャル)っぽい。

子どもを育てる場としての「家族」が成立しなくなった場合、
セクシャリティがイコールで異性との恋愛、子作のためのセックスと
結び付かなくなるってのは非常に興味深いです。
しかもそれが自己愛もしくは同性愛に帰結するってのも面白いな。
リサイクルセックス然り、若年層のセックスレス然り。
逆に、同性姻が認められたりPACS法が制定されたりするのも
根源は同じところにあるのではないかと思っています。

ちなみにこの単語、アーティーのファンフォーラムで結構使われてるのです。
アーティーは絶対メトセク!笑」みたいなニュアンスで。
うん。私もアーティーは一般的な意味でも、上記の意味合いでもメトロセクシャル的な部分がなきにしもあらず?
ちょっとちがう?

ところで、ワンカさんがチャーリーに対して
「自由になるために家族を捨てろ」と迫るシーンも非常に今っぽいですね。

これ、個人的に「現行の家族システム」と「個人主義のせめぎ合い」っぽいな〜と思うわけです。
ちなみに現行の家族システムってのは子どもを育てる場としての「家庭」を意味します。
核家族然り、多世帯家族然り、そこに個人主義で独身主義で家族にトラウマのある
ワンカさんが珍入してきて家族を捨てろ!ですからかなりストレート。

ワンカさんはいわゆる社会の成功者でお金があって孤独で家族(父親)との分離にものすごい勢いで失敗している独身者。女性はちょっと苦手。父親という存在もかなり苦手。病的なまでに「両親(parents)」なんて言葉はとてもじゃないけど口に出せない。

もうこれだけでかなり笑えました。もうティム(監督)ってば超ストレート!笑。

私は以前、社会システム論として関してトフラー(第3の波)などを絡めつつ
「現行の家族システムはその機能を失い『家庭』の単位での家族システムは変革を余儀なくされる」
という論文を書いたのですが

今回の映画では現行の家族に「子どもの自由を奪う=家族」を掲げて
ワンカさんが対立してくる。これが思いっきり真向勝負でおもしろいです。
ちなみに現行の家族システムが立ちゆかなくなる理由として
少子化・産業システムの変容などがあげられるのですが
チャーリーの家族が抱える問題もまさにそれ。
高齢者に対して扶養をまかなう働き手が不足するという深刻な問題。
そしてシステム化・オートメーション化と
低賃金の労働力(ウンパルンパ。笑。労働報酬はカカオ!)の流入といった産業構造の変化。
この経済的な変革は社会システムにも影響を与えます。
たとえば貧富の差とか家族とか成功とか失敗とか。
そしてその恩恵に預り、才能に溢れた成功したワンカさん。
運もなくて人脈もなくて競争に負けてしまったチャーリーのパパ。

お金はないけど家族が大好きで、家族が大切で貧乏だけど幸せなチャーリー。
お仕事は楽しくて恋人も家族もいないけど幸せなワンカさん。
自分の孤独にも気付いていないワンカさん。

作中、ワンカさんは自分の頭に白髪を発見していまします。
物語にこのエピソードが入るだけでぴしっとしまるからすごいや。
(でもこれはまさに現行の社会システムのすごく怖いところです。こんなに怖いのにみんな本当には向き合おうとしていない、とても怖いところです)

いろいろ目に見えているようで見えていない、気付いているのに
気付いていない笑いの中に楽しさの中に色々つまっている映画でした。

何がすごいってこの色々なことについて、原作を読んだときも思ったのです。
そして映画でもそれが生きている、形をかえて素敵なかたちで詰まっている。
原作も映画もとても大好き。

この物語はチャーリーが持ってて、ワンカさんが持っていないものによってハッピーエンドを迎えます。
ここらへんが超チャーリーかっこいい。超ワンカさんへたれ大人でかわいい。
どういう形で、なのかはまだわかりませんが、個人的に、結婚と出産以外の方法で家族が増えるという状況が
これからもっと増えるんじゃないかと思っています。
(「ハウルの動く城」でも思ったな、それ。
 だめ大人のハウル包容力のソフィー。そしてカルシファー。
 恋愛というよりは情愛を軸にしたふたりを交えて、
 おばあちゃんに子どもに犬に家族がどんどん増えてゆく。
 家族ってこーゆー風にできあがってもいいのにな〜と思いました)

血縁や婚姻のみによって成立するのではない、
老人も子どもも若年層のカップルも共に暮らしてゆける家族システムは
なんとかして模索されるべきだと思います。
子育ても介護も労働力としての経済の担い手も絶対に必要なものなのですから。
そしてそれが有る程度、長期的なスパンで成立していて
子どもが成長してあらたな生活やあらたな家族を作ることのできる
経済の担い手は定年後もその生活を安定させることのできる
老人は人生を豊かに送ることのできる、システムを
考えなければならないと、思うのですが。ええ。みんなで幸せに。

ところで、アーティーもチャーリーと同じ要素を持っているように思います。
家族に対する思いの部分で。
そしてアルテミス・ファウルでも「(非常に個人的な)自由」と「家族」の対立はありえるのではないかな。
アーティーは非常に利己的な個人主義に走ることのできる可能性のある人物だけに、
それと周囲との関係をどのように成立させるのかな?とか、
まあ、家族との関係に限らず言えることなのですが、さらに言ってしまえば
アルテミスはどのような恋愛をするのかな?という意味でも。

バトラーさんとふたりきりで生きていくなら、他者との関係が問題になることはないのですが
(以前もコラムに書きましたが、バトラーさんがアーティに成長を促すシーン以外での二人はあまりに分離されていない存在なのです)
おそらくはふたりの物語にお互い以外の存在が介入してくるのでしょうね。
それがホリーなのかジュリエットなのかはたまた別の存在なのか、
そしてそれが恋愛なのか対立なのか敵なのか味方なのかはわかりませんが…。
(4巻でアルテミスにもはじめての××ができたことですし!笑)

ああもう楽しみ、チャーリーみたいな破壊力をアルテミスにも期待してます!
あるいはバトラーさんが破壊者でもいいな。<うわ、字面に違和感がない。笑。
ええもう超期待しています。

Posted by asiz at 22:25 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年09月22日

アナトミア・アンド・モールスキン

最近のお気に入りです。
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An Atlas of Anatomy for Artists

これ買いました。
タイトルそのまんまですが、絵を書く人用の美術系解剖学書です。やたら評判の良い本なのです。
解剖学書としてもおもしろそう、お値段もお手ごろで思わず購入。
ペーパーバックとはいえ200ページ弱で1358円、専門書でこの値段ってありえない。

買ってみて大満足。レオナルド・ダ・ヴィンチの日記とかゴヤの絵とか写真図解なんかも、ばんばん載っててかなーり見ごたえがあります。
基本モノクロペーパーバックですが、二色刷りの図版なんかも掲載されててびっくりしました。
キャプションには骨と筋肉についての解説が掲載されています。見本の素描・絵画・写真と合わせて、文章もしっかり面白いです。丁寧で適確。骨と筋肉と全身の動きについてもとても詳しい。

アナトミアとゆーとどちらかというと内臓系が好き(語弊があるな…)なもので、筋肉と骨はあんまり気をつけてみたことがなかったのです。が、これ読んで筋肉&骨もおもしろい!と再認識。色々と新鮮でした。

手の甲の静脈の図解とかもおもしろいっスよ。いやもうおもしろい!
最近のマイベストヒット本です。

そしてもうひとつ気になって仕方がないのが伝説の手帳モールスキンの日記帳。
http://www.moleskine.co.jp/
来年用の手帳兼日記帳として2006年ダイアリーを購入しようかな、と思っている最中です。
ほぼ×手帳は正直いまいち。

ミニサイズの2006ダイアリーと普段メモにミニサイズのスクウェアタイプ(5ミリ方眼)かルールドタイプ(6ミリ罫線)が欲しいところ。
で、アマゾン覗いたら、えらく安く扱っててびびったんですが、何事。

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Pocket Diary 2006

日記帳が「洋書」カテゴリにあるのも変な気がしますが、アマゾン洋書ばりにお値段割安になっている点は嬉しい限り。
それよりISBN(8883705696)ふられてるのが気になるところです。

ちなみにモールスキンはもぐらの皮という意味だそうです。丈夫らしい。

Posted by asiz at 03:06 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年09月02日

小説「ダレン・シャン」と「ロード・ロス」

実は一週間、まるっとお休みをいただいてだるだると楽しい癒し休暇をすごしていました。
PCも持たず、ネットも繋がらず、携帯の電波も届かない南の島でだらりと。
(あ、でも携帯、実は繋がっていたらしい。最近、開通したらしくて)

所持品はノート一冊とペンとアルテミス・ファウル3巻と4巻と図書カードのみ。
ポケットに小銭。

さっぱりと。

小学生と中学生と高校生に「宿題見ようか?」と聞いてみたのですが
「もうすんだー」とのお答えでした。みんな良い子だ。

ダレン・シャン」を読みました。
ちょうおもしろい。どないしよ、これは。

…しかし、夏休み終了間際の図書館において、私は予約争いに負けっぱなしでした。
ライバルは小学生。しかも複数。絶対勝てない。
本屋に行ってオトナ買いしようかと何度思ったことか…
しかしそのたびに、脳裏に仮想敵(=小学生。いわゆるアメリカに対するイラク。
別名:いちゃもんつけの相手)の姿が浮かび、くやしいので
図書館で1巻と7巻・8巻・9巻を読みました。

ええ、1巻と7巻と8巻と9巻を、です。

んもう、心に波涛!!おちつこう。…むりです。

動揺しっぱなしです。つか、お願い、勘弁して、って感じ。

もんのすごくおもしろいです。

軽く調べてみたところ、立ち消えになってた
「ダレン・シャン」映画化も版元が変わって再始動した様子ですし、
なんか良い風吹いてますね!

あ、デモナータシリーズ第1幕 「ロード・ロス」も読みました。
デモナータ1幕 「ロード・ロス」

ぐるびっちちょうかわいい。

主人公は3人という情報が公開されています。
…んー。
がんばれぐる。

しかしぐるは、なんか色んな意味で他の主人公たちに食われてしまいそうな主人公ですね…

Posted by asiz at 23:53 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年07月06日

ムヒョロジ!

アーティー!

もえ。

日常的にアーティがどのようにして大人になるのかを想像しては
幸せ気分になっている、そんなちょっとお疲れ壊れ気味のオトナです。

最近、ちょっとショタです。
というか六氷さんが…ムヒョウさんがすごい好きです。
アーティーのビジュアルは六氷さんに非常に近いのではないかと想像しております。

天才アーティーの従者はバトラーさん(野獣)です。
天才六氷さんの助手は次郎さん(乙女青年)です。

…なんだろう、根底では同じ臭いがしてそうな人たちです。

↓そんなわけで最近、とてもおもしろくて好きな漫画。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 1 (1)
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 1 (1)
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 2 (2)
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 2 (2)

怖いモノ描写がとてもとても見事です。
見事に心のイヤ〜な部分に突き刺さります。怖いの。ホラーなの。
夜中に読むと、結構怖いです。歩道橋のアタマの大きなヒトの座り込んだ絵は怖かったな〜。
(でも歩道橋のヒト、最後の一コマは妙に笑える。むしろかわいい)

さてさて六氷の助手の次郎さん。
はてなダイアリーの作品紹介では
まるで純情乙女のような青年として話題」と紹介されていました。

なんて言い手妙!

ところで、乙女な次郎さんを見るにつけ
そのあまりに偉大な純情乙女っぷりに、何か…何か己に足りないものを思い知ってしまいます。
打ちひしがれてしまいます。

例えば、
オタマ持ってぷんぷん怒ってみたり…
好きな人に涙を見せたくなくて、こっそり顔をそむけてみたり…
あの人の心がわからなくて不安でいっぱいになったり…
愛する人の過去が気になって仕方がなかったり…
な、なんなのさっ!」と怒ってみたり。(女優じゃん。)

色んな意味で、まねしたくてもまねできないっス。

---
・メモ・
六氷透(ムヒョ:ムヒョウ・トオル)
草野次郎(ロージー:クサノ・ジロウ)
黒鳥 理緒(リオ先生:クロトリ・リオ)
我孫子 優(ビコ:アビコ・ユウ)
円 宙継(エンチュー:マドカ・ソラツグ)

(…ビコはアレを知ってから好きになりました。)

Posted by asiz at 23:49 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年06月12日

シラス役

「ダ・ヴィンチ・コード」のシラス役が決定していたようです!
なんとポール!ポール・ベタニー!
そう来たかーっ!!
ちょっと興奮しちゃいました。

シラスさんをご存知ない方へ
えーとシラスさんというのは「ダ・ヴィンチ・コード」に登場する
悪役…になるのかな?まあ、主人公たちにとっては敵役の人物です。
アルビノの修道僧で、各地を飛び回りながら主人公たちを脅かし
狂信的に破壊行為に勤しみ
ストイックに吠えまくり
陰謀の中でその魅力を遺憾なく振り撒きまくる
という…
えーと、一部では萌えキャラ扱いされてます…。
私の中でも割と萌えキャラです。
かわいいんだよ。

ポールをご存知ない方へ
代表作は「マスター・アンド・コマンダー」 三白眼の超美人さんです。
「キス★キス★バン★バン」はステキなので見て下さい。
苦労症、走り回る、って感じ。
「マスター・アンド・コマンダー」も「ビューティフル・マインド」も映画好きなら要チェックです!
「ロック・ユー」もおもしろいからオススメ〜。
(変人詩人の役。ホントに変!)
さて、この棒氏
「キス★キス★バン★バン」(すごいタイトルだけどおもしろいの)と
「マスター・アンド・コマンダー」「ビューティフルマインド」「ロック・ユー」
すべての役に共通点があります。

年齢上の魅力的な同性の人物に頭が上がらなくて…
いやむしろその人物に色々もってかれてしまってて
その人のためにもんのすごい苦労を買ってしまって、
でもその苦労もなんとかして(できて)しまうだけの能力を自分が持っていることを知っていて。

「ああ…もう、この人は…」と思いながら走り回ってしまうとゆー…。
でも仕事となると苦労は苦労じゃない。己の犠牲を犠牲だとも思わない。
シラスさんじゃん。

ハマリ役だと思います。
でもってポールは結構…なんていうか変人だと思っています、私。
なんかかわいいんだよ。

関連資料 [ ダヴィンチ・コード ]
とゆーか棒氏がシラスなら主人公は苦労氏にやってもらいたかった…とか言っちゃだめ?
導師役にラッセルをねじ込む、なんて考えるだけで楽しいのですが
はっきり言ってそれは「ダ・ビンチ・コード」じゃない…。

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2005年04月23日

小説「ウィッシュリスト(Wish List)」 / オーエン・コルファー

以前から「ウィッシュ・リスト」のレヴューを書きたいと思っていたのですが

てまきさんの「朝三」ブログでみごとなレヴューを
目にして以来、私が書くまでもない、と満足してしまって…。
私がレヴューするまでもありません!
だってここを読んでいただければ、この作品の魅力はしっかり伝わるもの。

http://blog.goo.ne.jp/temackee/e/636f6b6d7423531e15d3e7c044fca73d

ウィッシュリスト
ウィッシュリスト The Wish List

邦訳版も洋書版も装丁がとってもかわいいのです。
The Wish List
「The Wish List」

日本の書店の洋書コーナーにもよく置かれています。
ちょっと品揃えの良い洋書のお店にいけばけっこうな確率で出会えることうけあい。

日本版も原書も、装丁がとてもかわいいのです。
オフィシャルサイト

オーエンさんの文章はクールでちょっぴり独特なのですが
「ウィッシュ・リスト」の訳者さんはとっても上手に、良い雰囲気を出しています。
とっても良い感じ。
すごく良い訳なのです。

英語版も日本語版も両方オススメ。
まずはジャケ買いしちゃって下さい。

(作品冒頭に登場するバレット・タイムのシーンはぜひ原作でもチェックしていただきたい!)

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2005年04月11日

小説「銀河ヒッチハイクガイド」と新生活

この春から新生活がスタートしました。
そのためちょっぴり当社比200倍(200パーセントではなく、200倍)くらいいそがしくて
ちょっぴりネト落ち気味です。

もうちょっとしたら、地味にサイト更新…したいな〜と思っています。

時間がなくて、本があまり読めません。
今読んでいるのは「銀河ヒッチハイクガイド」のシリーズ全5巻…
洋書なので読むのに時間がかかります。

というかソレが狙いです。
時間がかかる→たくさん読めない→次の本を読めない(買えない)→節約になる。
残念ながら、貧乏なんです。

「銀河ヒッチハイクガイド」はもうそろそろ映画公開
日本での公開は秋頃のもよう。
それにあわせて「銀河ヒッチハイクガイド」と「宇宙の果てのレストラン」の新訳が発売されるそうです。

ちなみにこちらがオフィシャルサイト。
http://hitchhikers.movies.go.com/index.html
映画公開にあわせてかなりゴージャスというかヘビーになっていますが…
おかしい。さすがに色々と、おかしいです。
(音がでます)

そうそう映画にはイルカさんもちゃんと出ているモヨウ。
人類としては彼らにちゃんと感謝しなきゃね!(…あれ?)

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2005年02月02日

小説「万物理論」

「万物理論」(グレッグ・イーガン著)を読みました。
主人公がとにかく青臭いというか、イイ年齢(トシ)こいてモラトリアムばりばりで!
非常にイライラしながら読んだわりには、
とある汎性(=性差・性別を取りのぞきセクシャルな部分を皆無にした性)が登場してからは
なんだかとても楽しく読めてしまいました。
この汎はちょっと好きです。
(女性を「彼女」、男性を「彼」と呼ぶように、汎性のことは「」と読ぶ。イーガンらしい。笑)

万物理論
万物理論

サイエンス・フィクションを読むとき
「サイエンス」の部分だけにとらわれるのではなく
「フィクション」の持つ力を信じることにも意味があるんじゃないかと。

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2004年12月07日

映画「The Hitchhiker's Guide to the Galaxy」

伝説的なSF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」(著:ダグラス・アダムス)が映画化!
というニュースに衝撃をうけています。
原題「The Hitchhiker's Guide to the Galaxy」というこの作品、かなり好きです。

この作品はイギリスで出版され、日本でも新潮から文庫化されていたのですが絶版。
その内容は「地球の歩き方」ならぬ「銀河の歩き方」という
一種のガイドブック…
これで歩けばかならず迷えます!

なにが起きても「Don'tPanic」(パニくるな)の精神で
どきどきしながら公式サイトを確認してみました。
公式サイト → http://hitchhikers.movies.go.com/

うん、バカっぽい!(<よい笑顔で。)

このシリーズに登場する
The Answer to Life, the Universe, and Everything
(人生、宇宙、すべての答え)
は、カルトな範囲で超有名!

Googleさんはかしこいね

ちなみに
海外のアルテミスファウルファンにはこの作品のファンがとても多い!

なぜだ。なぜなんだ!?

個人的に、この作品が好きな方には「タイタンの妖女」とか
宇宙船レッド・ドワーフ号」を熱く!暑苦しく!オススメしたい。
あ、新潮文庫の方も復刊ドットコムで復刊されているようです。

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2004年12月04日

第5回「星と呼ばれた少年

アルテミスファウルのファン向けオススメ作品紹介コーナー第5回目
今回は小説です。
アルテミスファウルといえば「アイルランド」。

1巻の冒頭では、ホーチミンの妖精がアルテミスにむかって「イギリスさん」と声をかけます。
それに対してアルテミスが「正確にはアイルランドだよ」と答えるシーンが妙に印象的ですが、
アイルランドとイギリスの関係って、わかっているようでわかっていないかもしれない。
知っているようで知らないかもしれない。

そんな時に読んだのがこの小説でした。

星と呼ばれた少年
星と呼ばれた少年

これは現在、全英でベストセラーとなっている作品です。
舞台は100年前のダブリン。(<ファウル邸のあるところ。現在はアイルランドの首都)
この時代アイルランドは英国本土の支配の中にあり、「アイルランド」という国自体が存在しませんでした。
街は浮浪児、貧困、病気、無数の死であふれかえっています。
主人公の少年はそんな環境のなか、ダブリンで誕生し、ダブリンの路上に飛び出します。
やがて彼は成長し、アイルランドの独立戦争にかかわることになるのです。

この作品を読んで、アイルランドの独立戦争に対するイメージは
「歴史として知っていた」ものから、大きく変化しました。
そして北アイルランド問題がどうしてあそこまでこじれたのか、
どうしてあんなにも過激な争いが行われたのかについても。
この作品は、表面的なことだけでなく、はじめて、もっとふかいところまで意識するきっかけになりました。

アイルランド=妖精、緑・白・オレンジの国旗、シャムロック、アイリッシュ・ウィスキーのイメージだけでなく。
U2!エンヤ!だけでなく。笑。
最近ではIT産業の発展でもめざましいもののあるアイルランドですが、
ほんの一世代前まではこんな時代があったんだな…と。

この物語では主人公ーの両親たちが出会い、ヘンリーが生まれ、成人するまでの姿が描かれています。
しかし、このヘンリーがもうめちゃくちゃモテるんです。笑。なんなんだ一体…!ってくらいモテる。
生まれたときから大きかったヘンリーは14才で身長188センチも成長する…。
…アイルランド的人気のある男性はおっきいとゆー傾向でもあるのでしょうか。

そうそう、この時代、アイルランドからアメリカに移住するひとたちがたくさんいたそうです。
(「アンジェラの灰」でもアイルランドからアメリカに渡った少年が主人公になっていました)
たとえば「風とともに去りぬ」のスカーレット・オハラなんかに代表されるように
頭に「O」のつく人たちはアイルランド系の子孫だとか。
同様に「McDonald」(まくどなるど)とか「McIntosh」(まっきんとっしゅ)など
頭に「Mc」や「Mac」がつく名前もアイルランド系だそうです。

…アーティがMacユーザなのもここらへんと関係あるのかな?
(ちなみにパソコンのMacの名前はリンゴの品種である「McIntosh」に由来します)
(↑アップル社のパソコンだからリンゴの名前とひっかけたのだとか)
(パソコンといえば3巻における敵のJonSpiro(アメリカ人IT大富豪)って…
びみょうに某人物を思い出しておもしろいのです)

ちなみに、MacあるいはMcには「誰々の子孫」という意味があるのだそうです。
そこからもわかるように、アイルランドでは先祖をうやまうというか
なによりも「両親を大切にするという」意識が強いようです。
この作品でもヘンリーと両親の関係が泣けます。

さて、この物語は3部作のうちの第1作目です。
主人公のヘンリーが成長し、今後どのように生きるのか?
ひとりの人物をとおしてアイルランドの100年を追うシリーズになるそうです。
原書の方では2作目が発表され、またしてもベストセラーになっているそうです。
アイルランドの人にとっても、この作品はとても特別なものになるのだと思います。

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2004年12月03日

第4回「飛ぶ教室」と「顔のない男

アルテミス・ファウルのファンにオススメ作品を紹介するコーナーも、第4回目。
今回は「飛ぶ教室」(著・エーリッヒ・ケストナー)を紹介させていただきます。
アルテミス・ファウル(の作者)といえば「(元)教師」!
というキーワードで、この作品をセレクト。

アルテミスファウル・シリーズの作者であるオーエン・コルファーさんも
「教師としての自分が影響を受けた作品」として「飛ぶ教室」を紹介なさっていました。
飛ぶ教室
飛ぶ教室
講談社文庫<新装版> ¥520

ナチス時代に書かれた作品で、すこし前に映画化もされたそうです。
飛ぶ教室」の作者、エーリッヒ ケストナーさんといえば
ふたりのロッテ」や「エーミールと探偵たち」も有名です。

この物語には5人の少年が登場します。
ヨーナン・トロッツ(ジョーニー)、マルチン・ターラー、ゼバスチアン・フランク、マチアス・ジンメルン。
彼らはクリスマスのちかづく学校で「飛ぶ教室」という舞台をする計画をたてます。
彼らはそれぞれ、性格も、生い立ちも、弱点も得意科目も苦手科目もちがいます。
それぞれがそれぞれの方法で仲間たちを愛しています。
それぞれが悩みを持ち問題をかかえ、それでも、仲間たちとともに成長していきます。

そして彼らを見守る、正義先生
私もこんな先生に出会えたらよかったなーと思わずにはいられない人物です。
あ、「正義」先生ってのはあだなです!
私はしばらく「そうか、まさよし先生か…」(正=まさ・義=よし)
なんて思いつつ読んでしまいましたが(原作はドイツ語!)本名はヨハン・べク先生

とにかく生徒たちがこの正義先生のことを好きで好きで
とっても尊敬していて、なんだかとてもすてきです。

そうそう、もうひとり少年が登場します。美少年テーオドール(テオ)です。
ええと、正式名称「美少年…」なのです。
そこんとこよろしく!
彼はとある事件をきっかけに、劇的に変化します。
その事件から、ある人を「尊敬」しはじめるのです(たぶん生まれてはじめて)心の底から。

本当に尊敬する相手をみつけられたとき人間は、
それ以前とそれ以降で
なにもかもがかわってしまうことと思います。
世界の広さとか、見えるものとか。

そこらへんの自然な描写が、私はとても好きです。

さて、もうひとり。
正義先生とおなじく、生徒たちに愛されている人物が登場します。
禁煙さんです!(もちろん、これもあだな)
このあだなが本当に秀逸。禁煙さん。すてきな名前だ。
彼も正義先生とおなじくらい、生徒たちを愛しています。
とにかくこのふたりの眼差しがたまらん。
いやいや、この物語、大人たちがほんとうに子どもたちをあいしているのです。
こどもたちがそれにこたえ、あいしあいされているというのがほんとうにすばらしい。

飛ぶ教室の布教サイトといえばこちら!
 RICCA
 → http://cute.cd/ricca/
 各キャラのつかみかたがみごと!

「教師」というテーマでもう一冊。

顔のない男
顔のない男」(著・イザベル・ホランド)
 冨山房 ¥1,470 (税込)

この作品に関しては「アルテミスファウルのファンにオススメしたい作品」とは
すこしべつのカテゴリに属しているかもしれません。
しかし、とてもすばらしい。だいすきというより、むしろ愛している作品なのでぜひぜひ紹介したい。
できれば原作を読んでいただきたい。

主人公の少年が顔の半分に火傷を負った男性と出会います。
少年は彼に家庭教師をたのみ、海の近くで夏をすごすことになります。
男は過去にあった事件によって、人とかかわるのをやめてしまい
少年は過去にあった事件によって、人を愛することをおそれています。

作者であるイザベル・ホランドさんの描写はとにかくみごとです!日本版の訳も良い!

映画化もされていて、こちらのタイトルは「顔のない天使」になっています。
メル・ギブソンが主演・監督をしています。この人らしい作品になってておもしろいです。
メル・ギブソンはホント、すばらしい演技をするひとだ。
原作とはちがうかたちで作品のテーマについて語っています。映画の方もおすすめしたい。
こっちの方が「教師」というテーマに、おもしろい形でつっこんでいるかもしれません。

原作の方は、とにかく人を愛するということについて。

個人的にかなり心に残る作品で、今でもずいぶん、ナマでイタイです。ズキズキします。

作中に登場する「バヤ・コン・ディオス(Vaya condios)」の言葉は今でも背中にはりついているような気がします。
作中に登場する「高みへ昇る」詩は今読んでも胸の奥がぐるぐるして、くるしくなります。

飛ぶ教室」が好きな方には、オススメかもしれません。
少年たちの成長や、正義先生や禁煙さんの苦悩について思いを馳せることのできた方には、ぜひぜひオススメ!

顔のない天使
顔のない天使

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2004年11月26日

第3回「ダニエル・ベディングフィールド

アルテミス関連オススメ情報・第3回です。

AFシリーズは巻を重ねるごとにさまざまな事実が明らかにしてゆきました。
その中でもバトラーさんのアレな趣味には毎回、衝撃をあたえていただいたものです。
つくづくとあの人は一筋縄ではいかない方だな〜と実感いたす所存。
データ集「TheArtemisFowlFiles」でバトラーさんがあげていた数々の衝撃的趣味についても言及したいところですが、今回はアルテミス・ファウルUKサイトに掲載されていた「バトラーさんの好きな曲」について紹介させていただきます。

 参考記事 → [ 海外をチェックしはじめる ]

ダニエル・ベディングフィールドの「Never Gonna Leave Your Side」

ちなみにこの歌手のダニエル・べィングフィールド君、UKで大人気の方です。
在宅で作った「Gotta Get Thru This」でデビュー。
なんとその曲でいきなりチャート1位を獲得、その後も着々とヒットをとばしつづけ、UKのみならずUSにも進出、現在も大注目の人気シンガーさんです。
デビュー曲の「Gotta Get Thru This」はテクノ系でしたが、その後はポップロックやバラードと次々発表。
どれも非常によく作りこまれた名曲ぞろい、しかも声も良いんです!

一番のオススメはバトラーさんも挙げられていましたが(笑)「Never Gonna Leave Your Side」という曲です。
とにかくこてっこてのラブソングなんですが、すごいです。

I feel like a song without the words, a man without a soul, a bird without its wings, a heart without a home.
I feel like a knight without a sword, a sky without the sun cos you are the one.
I feel like a ship beneath the waves, a child whos lost its way, a door without a key, a face without a name.
I feel like a breath without the air, and everydays the same, since you've gone away.

(まるで言葉のない歌 / 魂をなくした人のよう / 翼を失った鳥 / 帰る家をなくした心
まるで剣のない騎士 / 太陽をなくした空… / あなたは唯一のひと
波をなくした船のよう / まるで帰れなくなった子どものよう / 鍵の消えた扉 / 名前のない顔
空気がなくなり呼吸ができない / 毎日が同じ日々、あなたを失ってから…)

詩的な歌詞からはじまって、サビもかなり情熱的!

Im never gonna leave your side,
and im never gonna leave your side, again,
I am still holding on girl, i wont let you go,
cos when im lying in your arms i know im home.

(わたしは二度と / あなたの傍をはなれないと誓う / 二度と離れない
わたしはあなたを抱きしめていよう / あなたを連れていこう
あなたの腕の中 / それが私の帰る場所)

バトラーさんのアレな性格は重々承知していたつもりでしたが、こうしてあらためて彼の心をかいまみると…なんとなく空恐ろしいものを感じてしまいます。

ダニエル君の名曲は他にもたくさんあります。
「If You're Not The One」なんかもオススメですが
歌詞のすごさでは「He Don't Love You Like I Love You」がイチオシ!

「He Don't Love You Like I Love You」
He don't love you like I love you
Don't think about you like I think about you
He don't want to have your children
He don't wanna build his life around you

(彼は僕が君を愛するほど / 君のことを愛していない
彼は君との子どもを欲しがっているわけじゃない
彼は彼の人生をあなたのために人生を築こうとしているわけじゃない)

だから僕にしときなよ。
って、すごい歌詞ですネ!さすがダニエル!

とにかく脳みそがぐらぐらするよーなラブソングを聴きたい方には彼をオススメします!

ファースト・アルバム(オススメ!)
Gotta Get Thru This + Bonus [FROM UK] [IMPORT]
Gotta Get Thru This + Bonus [FROM UK] [IMPORT]

セカンド・アルバム
Second First Impression (Bonus Tracks) [FROM UK] [IMPORT]
Second First Impression (Bonus Tracks) [FROM UK] [IMPORT]

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2004年11月25日

第2回「ボビー・フィッシャーを探して

さて、第2回アルテミス・ファウル関連のオススメ作品紹介コーナーです。

アルテミス・ファウルといえば「チェス」
原作には「天才アルテミス・ファウルはチェスの世界大会で優勝していた経歴がある」とゆーエピソードが登場します。
アルテミスは偽名をつかいチェスの大会に出場し、バトラーは彼の叔父とゆー設定で世界を渡り歩いたそうで。「チェスの天才・ステファン・バシュキル(実はアルテミス)と叔父のコンスタンティン(実はバトラー)」の設定は「北極の事件簿」(2巻、TAI)にも登場します。

6手で相手を倒す!「バシュキル手法」なんてのも印象的。

私はこのエピソードに、チェス界の天才ボビー・フィッシャー(Robert James Fischer)を思い出しました。
おそらく、彼をモデルにしたエピソードなのではないかな?と。

ボビー・フィッシャーとは?」(Wiki)

ボビー・フィッシャーの伝説はあんまりにもとんでもなくて、実在の人物だとはにわかには信じがたくもあります。
「ヒカルの碁」を読んだときも彼のことを思い出しました。
この映画の影響です。

映画「ボビー・フィッシャーを探して」では、ボビー・フィッシャーの再来と言われる少年が登場します。
ボビー・フィッシャーは「ヒカルの碁」における本因坊みたいなものかな。

主人公であるジョシュは、ある日ふと目を奪われたゲーム「チェス」に夢中になる。
彼は次々と相手を倒して、世界大会にまで出場することになる。
しかしチェスをはじめたことで、両親が苦しめることになる。チェスを続けることで、普通の子どもであることが難しくなり、大好きだった公園でのチェスも禁止されてしまう。あらたしい試合に参加するたび人々を苦しめ、勝利の輝きをみせつけるチェスの世界、つよい人に会えるという期待、そして葛藤。
それでも彼はチェス盤のまえに座った。

ボビー・フィッシャーを探して
ボビー・フィッシャーを探して
主人公ジュシュの「こまったな〜」ってときの顔がめちゃめちゃかわいいです。
脇をかためる大人たちがこれまた名役者さんばかりで、とてもよい演技をみせてくれます。
チェスのシーンは圧巻!

もしもチェスに興味を持たれたら、こちらの書籍もオススメです。
ボビー・フィッシャーの棋譜もついてて楽しめます。
ボビー・フィッシャーのチェス入門
ボビー・フィッシャーのチェス入門

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2004年11月24日

第1回「ミスターシーナの精霊日記

このサイトをご覧いただいているのは基本的に「アルテミス・ファウル」シリーズ読者の方だと思います。

そこで、今後はしばらく「アルテミス・ファウルシリーズのファンの方々(前提)におすすめしたい作品」の紹介をしていきたいと思います。

さて、第一回は
アルテミス・ファウルといえば「妖精」
妖精をキーワードにしたファンタジー「ミスターシーナの精霊日記」を紹介させていただきます。

舞台はイギリスの片田舎。
主人公のシーナ(椎奈)は精霊祓いとして、そこいらにあらわれる精霊たちの事件を扱っている。そこに集うのは不思議な精霊たち、シーナは「彼ら」の美しさ、その力や心に触れ成長していく。登場するご近所さんや友人、家族も妙にほんわかしてて安心できます。自然や食べ物の描写はことごとくぐっと来ます。
私が知る中で、日本で一番モノローグに威力のある作家さんの作品です。


とにかく周囲のひとたちがおもしろい!
個性的な人物たちがとにかくシーナをこまらせてくれます。でもそこに愛があるの。
もちろん、人間だけでなく精霊たちもとても豊かなキャラクターをそなえています。

タンカー事故で汚染された北の海を訪れたシーナがふとした事故から、アザラシの精霊「セルキー」に出会う。シーナは海底の国で彼にもてなされるが、その頃、地上では人間の魂が消えてしまうという事件が発生していた。

「海の国の犠牲」(2巻収録)

私はこのストーリーがとても好きです。
人と妖精(精霊)が心を通じ合わせたとしても、互いに流れる時間が違いすぎる。
人は死ぬし、妖精は人間が死んだあとも長い時間を生きなければならない。
それはどちらにとってもかなしいことです。
この物語の最後に、精霊の少年がシーナにむかって叫ぶ言葉がたまりません。

オススメ。

ミスターシーナの精霊日記 1 (1)
ミスターシーナの精霊日記 1 (1)ミスターシーナの精霊日記 2 (2)
ミスターシーナの精霊日記 2 (2)ミスターシーナの精霊日記 3 (3)
ミスターシーナの精霊日記 3 (3)
ミスターシーナの精霊日記 4 (4)ミスターシーナの精霊日記 5 (5)
ミスターシーナの精霊日記 5 (5)
全5巻(徳間書店)

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2004年11月22日

映画「マイ・ボディーガード」

そういえばもうすぐ「マイ・ボディーガード」が日本で公開されるようです。
http://mybodyguard.jp

誘拐大国メキシコを舞台にした作品だそうです。

デンゼル・ワシントンが実業家の娘のボディーガードとして雇われ、その子との交流で人を愛することを思い出す。しかしその後、命よりも大切なものを奪われ復讐の鬼と化す!とゆー。ものすごいみたいですよ後半のリベンジっぷりが!
ハートウォーミングかつハードバイオレンスな作品って…

いやいや、この実業家の娘ってのが「I am Sam」の主人公のあの天使!すばらしい演技とベリキューな笑顔で観客のハートを鷲掴みにしたダコア・ファニングちゃんなんですよ!
それだけでもう見に行っちゃう。決定。決定!

いや、ただでさえアルテミス・ファウルで子ども&ボディーガードにクラクラきてるところにこの映画はないべ!ジャストミートにも程がある!
この映画情報をチェックしながら、なんだか悲しくなってきました。誰か、いっそ、このツボスイッチをOFFにしてくれ…

…そんなわけで日本でももっと流行りますようにアルテミス・ファウル!(そこか)(そこだ!)

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2004年11月03日

小説「ダ・ヴィンチ・コード」

先日「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでみました。
大人気のらしく、図書館の蔵書を検索したところ[予約:200↑over]なんてとんでもないことになってました…。

この作品の前作「天使と悪魔」は、以前読んでいたのですが、もうとにかく主人公にいらいらさせていただいたものです!なんなんだあの人は!志村か!?(→「志村!後ろ後ろ〜!!」のタイプなんです。ヒーイズベリー志村!)

さて、「ダ・ヴィンチ・コード」では…あ、主人公はやっぱりこのヒト(志村)なのね!
物語が進むたび、ああやっぱり後ろ後ろ〜!!とつっこみっぱなしです。

しょっぱなから登場のシラスさんはちょっとバトラーさんでしたか?(聞くな。)
最初は「…なにこの…バトラーさん?」なんて思ってしまいました。が!
最後まで読んで「…こんなバトラーさんは…困る」と、結論。

ダ・ヴィンチ・コード (上) ダ・ヴィンチ・コード (下)

ダ・ヴィンチ・コード (上)

ダ・ヴィンチ・コード (下)

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2004年11月02日

映画「リロ&スティッチ

映画「リロ・アンド・スティッチ」をみました。
…なんか、一瞬?とゆーかかなりの割合でバトラーさんが出演してたよーな気が…
(あれですよ、あれ。)

いやいや、映画公開中
「スティッチ?なにこの生き物、かわいい〜」
なんて言ってる周囲を横目に
「…私だけか?あれに脚がろっぽんあるよーに見えてるのは私だけか!?」と
どきどきしてたのですが、ありましたね〜実際。

科学の力で生み出されたちっちゃくてかわいい超知性的生物!…性格激ワル。
なんてスティッチの設定を見て「あ、あるてみす…っ」とぷるぷるしちゃいました。
いかがですかスティッチ(asアルテミス)設定!
凶悪生物(アルテミス)を小型犬だと信じて疑わないジュリエット(家庭事情が複雑。凶暴)&スティッチを回収しようと頑張るLEP!そして迫り来るバトラーさん(公務員)!の影!…みたいな二次創作を心の中で妄想…空想?…妄想してみたり。

いやとても良い作品でした!リロ・アンド・スティッチ、とても楽しく観られました。(ほくほく)

リロ&スティッチ
リロ&スティッチ

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2004年09月16日

映画「ヴァン・ヘルシング」

■映画「ヴァン・ヘルシング」をみてきました。

なんて言って良いか。
お兄ちゃん(ウィル・ケンプWillKemp演じるヴェルカン。ヒロインの兄)の身体表現能力はすばらしいものだと思いました。
ピクピクしてるときとか、感動せずにはいられない。
つか、ヒロインの腰と胸と腹はこの世の宝だと思いました。
あと花嫁たちの衣装がたまらなくかわいいと…

って、この衣装の担当は「バロン」(ギリアム監督作v)の衣装を担当したのと同じ方でした。
納得!非常に納得!ものっすごく素敵です。
花嫁たちを気に入った方にはぜひ「バロン」をごらんになって頂きたい!

えーと。


あと、カール!ラブリー。
(LOTRのファラミア役で有名なデヴィッド・ウェンハムDavid Wenhamさんが演じられていました。)
カールの基本アビリティは「投げる」?投げるのだけは得意です!みたいな。
彼は愛すべき存在だと。

他には…狼は川に落ちるのが基本なのか!?とか。

■とにかく私はウィル・ケンプさんの身体表現能力の高さに感動しました!
ウィルさん、本職はダンサーの方だそうです。
不随意神経系までコントロールしてるんじゃないんだろうかと思わずにはいられない表現力。
そして「ああ、だめだーっ!↓」と凹む瞬間の表情がたまらなくおもしろい。

…で、ふと思っちゃいました。アルテミス・ファウルの映画化が現実するならば、この方がフォーリー役なんてやってくれたらものすごく嬉しいのにな!なんて。

私のイメージの中では、フォリーはわりとあんな感じです。笑。

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