2004年12月26日

Web拍手 その後で(こうさぎ)

きょうasizで、兄を勉強したかった。
asizは、

先日設置したWeb拍手、思わぬ反応がいただけてすごく嬉しかったです!ありがとう

といってました。

*このエントリは、こうさぎの「アーティ (Arty)」が書きました。

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2004年12月17日

Web拍手

Web拍手を設置しました。

Topページに小さく。++ Web拍手 ++

お礼絵は今のところ、ランダム5種類。

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2004年12月13日

おまけの風景

UK版のペーパーバックには、おまけのページがついています。
大抵は本の最後に「アルテミスへのインタヴュー」が掲載されているのです。
これがかなりおもしろい!

たとえば「いつどこで生まれたのですか?」という質問に対しては
以下のように答えています。

12年前。僕が世界に生まれ出たとき、とても静かだったそうだ。
僕はもがいたり、泣きわめいたりしなかった。
医者が僕の腹を叩いたときでさえ、僕が返した反応は
すでに焦点のあっていた目で彼を見返しただけだったそうだよ。
The nerve of the man!

Σアーティ…。こわっ!怖。
生まれたときから目が見えていたそうです。スゲー。
こんなかんじでアーティの意外な一面が見えたり見えなかったり。

「妖精文字の解読にどのくらいかかったの?」という質問には

ああ、暗号の解読ね。
僕にとってすばらしい瞬間のひとつといえる。
数世紀にわたって偉大なる頭脳たちを狼狽させてきたことを
なしとげるという満足感があったよ。
結局、どのくらいの期間がかかったかって?
僕の人生の中でもっとも情熱をかたむけた14時間だったよ。

あ、アーティがクソ生意気なのは、上↑の解答が1巻終了時のものだからです。
あー…まあ、アーティはいつだってこんな子だけどね!

日本版でもこーゆー小ネタを網羅してくれたらありがたいのですが
ちょっと無理そうなので、もう少し紹介してみます。

私のお気に入りはこの解答。

「あなたはコンピュータにむかっているとき
どんなことをしているのですか?」に対して、

僕はコンピュータの前でかなりの時間をすごす傾向にある。
僕はときどき人間観察のためにダブリンの中心に位置する
グリーンパークをぶらぶらしている。もしも僕が人材開拓をしようとしたとき、
彼らが有能であるかどうか知っておくべきだからね。
僕は護身術を教えてくれるよう、バトラーを説得しようとしているのだが
彼は護身は自分の仕事であると主張しているよ。

ちょっと意訳してますが、まあこんなかんじ。

とにかく、一事が万事こんな調子でサスガー。

とくに最後の解答はアーチィのほのかな自立心が見え隠れしててとてもウケます!
「ひとりで行けるよ」「いえ、ついて行かせていただきます」
みたいな会話が行われているのか。
公園でだらだらしてるアーティの横で黒服に身を包んだ巨漢が後ろ手を組んで
足は肩幅の間隔!休めのポーズなのに休んでない!という姿勢で
待機しているであろうことはまったく想像に難くないわけです。

そんなわけで当サイトではこんな楽しいおまけのついた
UK版アルテミスファウルをオススメしております。

 →「 The BOOK

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2004年12月07日

映画「The Hitchhiker's Guide to the Galaxy」

伝説的なSF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」(著:ダグラス・アダムス)が映画化!
というニュースに衝撃をうけています。
原題「The Hitchhiker's Guide to the Galaxy」というこの作品、かなり好きです。

この作品はイギリスで出版され、日本でも新潮から文庫化されていたのですが絶版。
その内容は「地球の歩き方」ならぬ「銀河の歩き方」という
一種のガイドブック…
これで歩けばかならず迷えます!

なにが起きても「Don'tPanic」(パニくるな)の精神で
どきどきしながら公式サイトを確認してみました。
公式サイト → http://hitchhikers.movies.go.com/

うん、バカっぽい!(<よい笑顔で。)

このシリーズに登場する
The Answer to Life, the Universe, and Everything
(人生、宇宙、すべての答え)
は、カルトな範囲で超有名!

Googleさんはかしこいね

ちなみに
海外のアルテミスファウルファンにはこの作品のファンがとても多い!

なぜだ。なぜなんだ!?

個人的に、この作品が好きな方には「タイタンの妖女」とか
宇宙船レッド・ドワーフ号」を熱く!暑苦しく!オススメしたい。
あ、新潮文庫の方も復刊ドットコムで復刊されているようです。

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2004年12月04日

第5回「星と呼ばれた少年

アルテミスファウルのファン向けオススメ作品紹介コーナー第5回目
今回は小説です。
アルテミスファウルといえば「アイルランド」。

1巻の冒頭では、ホーチミンの妖精がアルテミスにむかって「イギリスさん」と声をかけます。
それに対してアルテミスが「正確にはアイルランドだよ」と答えるシーンが妙に印象的ですが、
アイルランドとイギリスの関係って、わかっているようでわかっていないかもしれない。
知っているようで知らないかもしれない。

そんな時に読んだのがこの小説でした。

星と呼ばれた少年
星と呼ばれた少年

これは現在、全英でベストセラーとなっている作品です。
舞台は100年前のダブリン。(<ファウル邸のあるところ。現在はアイルランドの首都)
この時代アイルランドは英国本土の支配の中にあり、「アイルランド」という国自体が存在しませんでした。
街は浮浪児、貧困、病気、無数の死であふれかえっています。
主人公の少年はそんな環境のなか、ダブリンで誕生し、ダブリンの路上に飛び出します。
やがて彼は成長し、アイルランドの独立戦争にかかわることになるのです。

この作品を読んで、アイルランドの独立戦争に対するイメージは
「歴史として知っていた」ものから、大きく変化しました。
そして北アイルランド問題がどうしてあそこまでこじれたのか、
どうしてあんなにも過激な争いが行われたのかについても。
この作品は、表面的なことだけでなく、はじめて、もっとふかいところまで意識するきっかけになりました。

アイルランド=妖精、緑・白・オレンジの国旗、シャムロック、アイリッシュ・ウィスキーのイメージだけでなく。
U2!エンヤ!だけでなく。笑。
最近ではIT産業の発展でもめざましいもののあるアイルランドですが、
ほんの一世代前まではこんな時代があったんだな…と。

この物語では主人公ーの両親たちが出会い、ヘンリーが生まれ、成人するまでの姿が描かれています。
しかし、このヘンリーがもうめちゃくちゃモテるんです。笑。なんなんだ一体…!ってくらいモテる。
生まれたときから大きかったヘンリーは14才で身長188センチも成長する…。
…アイルランド的人気のある男性はおっきいとゆー傾向でもあるのでしょうか。

そうそう、この時代、アイルランドからアメリカに移住するひとたちがたくさんいたそうです。
(「アンジェラの灰」でもアイルランドからアメリカに渡った少年が主人公になっていました)
たとえば「風とともに去りぬ」のスカーレット・オハラなんかに代表されるように
頭に「O」のつく人たちはアイルランド系の子孫だとか。
同様に「McDonald」(まくどなるど)とか「McIntosh」(まっきんとっしゅ)など
頭に「Mc」や「Mac」がつく名前もアイルランド系だそうです。

…アーティがMacユーザなのもここらへんと関係あるのかな?
(ちなみにパソコンのMacの名前はリンゴの品種である「McIntosh」に由来します)
(↑アップル社のパソコンだからリンゴの名前とひっかけたのだとか)
(パソコンといえば3巻における敵のJonSpiro(アメリカ人IT大富豪)って…
びみょうに某人物を思い出しておもしろいのです)

ちなみに、MacあるいはMcには「誰々の子孫」という意味があるのだそうです。
そこからもわかるように、アイルランドでは先祖をうやまうというか
なによりも「両親を大切にするという」意識が強いようです。
この作品でもヘンリーと両親の関係が泣けます。

さて、この物語は3部作のうちの第1作目です。
主人公のヘンリーが成長し、今後どのように生きるのか?
ひとりの人物をとおしてアイルランドの100年を追うシリーズになるそうです。
原書の方では2作目が発表され、またしてもベストセラーになっているそうです。
アイルランドの人にとっても、この作品はとても特別なものになるのだと思います。

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2004年12月03日

第4回「飛ぶ教室」と「顔のない男

アルテミス・ファウルのファンにオススメ作品を紹介するコーナーも、第4回目。
今回は「飛ぶ教室」(著・エーリッヒ・ケストナー)を紹介させていただきます。
アルテミス・ファウル(の作者)といえば「(元)教師」!
というキーワードで、この作品をセレクト。

アルテミスファウル・シリーズの作者であるオーエン・コルファーさんも
「教師としての自分が影響を受けた作品」として「飛ぶ教室」を紹介なさっていました。
飛ぶ教室
飛ぶ教室
講談社文庫<新装版> ¥520

ナチス時代に書かれた作品で、すこし前に映画化もされたそうです。
飛ぶ教室」の作者、エーリッヒ ケストナーさんといえば
ふたりのロッテ」や「エーミールと探偵たち」も有名です。

この物語には5人の少年が登場します。
ヨーナン・トロッツ(ジョーニー)、マルチン・ターラー、ゼバスチアン・フランク、マチアス・ジンメルン。
彼らはクリスマスのちかづく学校で「飛ぶ教室」という舞台をする計画をたてます。
彼らはそれぞれ、性格も、生い立ちも、弱点も得意科目も苦手科目もちがいます。
それぞれがそれぞれの方法で仲間たちを愛しています。
それぞれが悩みを持ち問題をかかえ、それでも、仲間たちとともに成長していきます。

そして彼らを見守る、正義先生
私もこんな先生に出会えたらよかったなーと思わずにはいられない人物です。
あ、「正義」先生ってのはあだなです!
私はしばらく「そうか、まさよし先生か…」(正=まさ・義=よし)
なんて思いつつ読んでしまいましたが(原作はドイツ語!)本名はヨハン・べク先生

とにかく生徒たちがこの正義先生のことを好きで好きで
とっても尊敬していて、なんだかとてもすてきです。

そうそう、もうひとり少年が登場します。美少年テーオドール(テオ)です。
ええと、正式名称「美少年…」なのです。
そこんとこよろしく!
彼はとある事件をきっかけに、劇的に変化します。
その事件から、ある人を「尊敬」しはじめるのです(たぶん生まれてはじめて)心の底から。

本当に尊敬する相手をみつけられたとき人間は、
それ以前とそれ以降で
なにもかもがかわってしまうことと思います。
世界の広さとか、見えるものとか。

そこらへんの自然な描写が、私はとても好きです。

さて、もうひとり。
正義先生とおなじく、生徒たちに愛されている人物が登場します。
禁煙さんです!(もちろん、これもあだな)
このあだなが本当に秀逸。禁煙さん。すてきな名前だ。
彼も正義先生とおなじくらい、生徒たちを愛しています。
とにかくこのふたりの眼差しがたまらん。
いやいや、この物語、大人たちがほんとうに子どもたちをあいしているのです。
こどもたちがそれにこたえ、あいしあいされているというのがほんとうにすばらしい。

飛ぶ教室の布教サイトといえばこちら!
 RICCA
 → http://cute.cd/ricca/
 各キャラのつかみかたがみごと!

「教師」というテーマでもう一冊。

顔のない男
顔のない男」(著・イザベル・ホランド)
 冨山房 ¥1,470 (税込)

この作品に関しては「アルテミスファウルのファンにオススメしたい作品」とは
すこしべつのカテゴリに属しているかもしれません。
しかし、とてもすばらしい。だいすきというより、むしろ愛している作品なのでぜひぜひ紹介したい。
できれば原作を読んでいただきたい。

主人公の少年が顔の半分に火傷を負った男性と出会います。
少年は彼に家庭教師をたのみ、海の近くで夏をすごすことになります。
男は過去にあった事件によって、人とかかわるのをやめてしまい
少年は過去にあった事件によって、人を愛することをおそれています。

作者であるイザベル・ホランドさんの描写はとにかくみごとです!日本版の訳も良い!

映画化もされていて、こちらのタイトルは「顔のない天使」になっています。
メル・ギブソンが主演・監督をしています。この人らしい作品になってておもしろいです。
メル・ギブソンはホント、すばらしい演技をするひとだ。
原作とはちがうかたちで作品のテーマについて語っています。映画の方もおすすめしたい。
こっちの方が「教師」というテーマに、おもしろい形でつっこんでいるかもしれません。

原作の方は、とにかく人を愛するということについて。

個人的にかなり心に残る作品で、今でもずいぶん、ナマでイタイです。ズキズキします。

作中に登場する「バヤ・コン・ディオス(Vaya condios)」の言葉は今でも背中にはりついているような気がします。
作中に登場する「高みへ昇る」詩は今読んでも胸の奥がぐるぐるして、くるしくなります。

飛ぶ教室」が好きな方には、オススメかもしれません。
少年たちの成長や、正義先生や禁煙さんの苦悩について思いを馳せることのできた方には、ぜひぜひオススメ!

顔のない天使
顔のない天使

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2004年12月02日

北極の事件簿 妖精文字

アルテミスファウル2巻(北極の事件簿)の暗号全訳を Codeページに公開。
アクセス制限をクリアして下さい。

→暗号対訳(2巻) : こちらのページ
 ユーザ名は 「tai
 パスワードは、アルテミスファウルの「父親の名前(英語表記で) 」(半角英字で11字)

パスワードに関するお問い合わせはこのエントリーのコメント欄からお願いします。

Posted by asiz at 21:46 | Comments [0]

2004年12月01日

豪華スタッフについて

<< 監督 >>
ローレンス・ガターマン Lawrence Guterman
 代表作「キャッツ&ドッグス」(C&Dの監督をつとめられた方です)
 キャッツ&ドッグス 特別版
キャッツ&ドッグス 特別版

<< 脚本 >>
ダン・ガーソン Dan Gerson
 代表作「モンスターズ・インク」(MsIでは脚本を担当、声の出演もなさってたそうです)
 モンスターズ・インク
モンスターズ・インク

ジョン・ストックウェル John Stockwell
 代表作「クレイジー / ビューティフル」(俳優としても活躍している方です)
 クレイジー / ビューティフル
クレイジー / ビューティフル

<< 原作 >>
オーエン・コルファー EoinColfer

<< 製作 >>
ロバート・デ・ニーロ Robert De Niro
ジェーン・ローゼンタール Jane Rosenthal
 代表作「アナライズ・ユー」と「アナライズ・ミー」は必見!このふたりのお仕事、大好きです〜!!

 アナライズ・ユー
アナライズ・ユーアナライズ・ミーアナライズ・ミー

参考リンク(映画データ)
http://www.hollywoodreporter.com/thr/imdb/imdb_frame.jsp?pagetype=title&page=/title/tt0364957/
http://www.imdb.com/title/tt0364957/


…なんだか。
このメンツを見ると、ものっすごくゴージャスじゃないですか?
おもわず期待してしまいそーで、危険です…。

Posted by asiz at 00:47 | Comments [0]