2005年11月30日

黒なのとペンシルラジオ


←朝のおとも、Apple社のiPodなの。
別名「黒なの」と
アルテミス・ファウルトリロジーBOX(UK版)のおまけについてたペンシルラジオ
黒なのの純正イヤホンはあまりにひどい音なのと白のコードがいかにも!で、ちょっと嫌。
まともなイヤホンに買い換えたいのですが、本命がみつかるまで手持ちのイヤホンを使うことに。
巻き取り式のオーディオテクニカ。コード伸ばして必殺仕事人ごっこができます。

しかしUK出版社、本3冊のおまけにラジオをつけるその心意気やよし。
アルテミス・ファウル1〜3巻のセットに豪華BOXで3000円ちょい
ペン型ラジオは実質800円くらいかな?
お得といえばお得。
アルテミス・ファウルにペンシルラジオってアイディアがすてき。

黒なのにはアルテミス・ファウルのオーディオブックをぶっこんでうはうは聴くのです。
ナサニエルのナレーションが楽しみ。

あいかわらずアーチーアーチーな日々を送っております。
貢ぎすぎだ。
(というか黒なのをアーティー専用機にしようという心根が…ちょっとアレ。

日本版3巻は発売日がまた延期になっている模様。
2006年1月発売…クリスマスのプレゼントというわけにいきそうにありません。

角川書店 「アルテミス・ファウル3 永遠の暗号」

コメントにレスしたかったのですが、コメント欄はタグが使えないのでこちらで失礼します。

レオさん>
↓以下、ネタバレ反転↓
3巻ではアルテミスがなぜ女性名である「アルテミス」という名前なのかという秘密が
明らかになります。

"Oh,and by the way. 'Artemis'―isn't that girl's name?"
(アルテミスは女の子の名前じゃないのかい?」)
これが今回、アルテミスとバトラーの敵になるジョン・スパロウ(スピーロ?スパーロと訳されるかも)の
捨てぜりふ。
この質問に対するアルテミスの決め台詞が3巻のみどころになります。

↑ネタバレ反転、以上↑

こまかいところまでチェックしていただいて、恐縮です。

Artemis Fowl Gift Set
↑参考資料:Artemis Fowl Gift Set(=アルテミス・ファウルトリロジーBOX(UK版))

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2005年11月24日

音楽「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(サントラ)

ハリポタの映画サントラCDを聞いています。

あの有名なててーてててーれーてーてー(なんて表現!)の
おもいっきりゴス・クラシック風な曲の中に
なんかものっそいパンクでロックな曲が入っているのですがこれは何?
これは誰のテーマソングかなぁ…。

ハリーポターサントラでギターかき鳴らす系の曲がくるとは思ってなかったのでちとびっくりしました。

一瞬、ダドリーちゃんのテーマかと思ったけど。笑。
たぶんちがう。
あいむごーいんくれーじー!とか歌ってるよ?(はりぽたなのに。)
ああ、びっくりした。

音楽
ハリー・ポッターと炎のゴブレット [サントラ日本版]

どうでもいいけど、19曲目。
タイトルだけでゴブレットのものっそいネタバレで、正直引いた。

あ、ちなみにゴブレットではムーディー先生が大好きです。
アンソニー・ポプキンス(レクター博士!)がムーディー先生を演じられるとのことで
とても嬉しいです。
つまり、あのシーンのムーディー先生もホプキンスが演じるってことですよね!?
そりゃもう楽しみです。
(ムーディー先生は名前がかわいいので大好きです。ムーディーって名前、かわいい。)
(ついでにルーピンのムーニーってあだなもかわいくて好き。)

Posted by asiz at 00:29 | Comments [1] | Trackbacks [0]

2005年11月13日

小説「ダレン・シャン」

2005年9月1日から2005年11月13日にかけて
ちまちまとダレン・シャンシリーズを読み続け、了読しました。
図書館でコンプリしようとして小学生との予約争いに負け続けたため結構時間がかかりました。笑。

とにかく師匠が好きで好きで、仕方がありあません。
ダレンが良い子で何度も泣きながら読みました。

以下、リアルタイム感想をサルベージ。

ネタバレ含みます。

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2005年9月1日(水)
児童文学で大人気「ダレン・シャン」を読んでみました。
ダレン君が非常にかわいいっスね。いや、思ってた以上にダレン君は趣味が悪くて悪くて性格がよくて愛され系でした。
師匠(クレプスリー)が理性的なのも意外でした。
楽しいです。
でもこのシリーズに関しては、ものすごいネタバレを聞いてしまっているのが返す返すも残念。うーん。
新シリーズの「デモナータ」は発売ごとにチェックしていこうかなと思ってます。
ぐるびっちかわいいし。
(あ、でもロード・ロスのラスト、落ちがよくわからなかった…)

2005年9月2日(金)
立ち消えになっていたかと思われた映画化も
版元がかわって再始動した様子ですし、なんか楽しい、楽しみ。

2005年9日12日(月)
ところでダレン・シャンおもしろいです。とてもとても。
ただ12冊(+外伝1冊)という冊数ゆえ、なかなかコンプリはたいへん。
誰だろう…図書館で10巻かりたままストップさせてる人…。

クレプスリーの
とても、よいことなんだぞ
のセリフとエブラの
バンパイアベビーのパパになる〜
のセリフがかわいくて仕方ない2巻にガツンとやられつつ
逆ギレのダレンもたまらんポイント。
いや、いいなこれ。

2005年9月18日(日)
ダレン。
だーれーん。
もうめろめろ、誰にってクレプスリーに。師匠に。
アホだもん。バトラーさんもアホだけど、この赤師匠もかなりの阿呆。
クレプスリーはダレンにめろめろめろめろしてる人なのです、自覚ないケドかーなーり甘い。
あまいよおっさん。愛だろそれは。
しかもダレンさんは超キレ体質の、というかキレるときはアン並(byもんごめり)にまじ切れする子。
そして泣き方もおなじらしい。
両腕投げ出して、つっぷして泣くの。Σおお。伝説のアン泣き。(2巻)
とてもとても良い子なのです。誠実で高潔で素直。
師匠のことを「あんた」って呼ぶのもすてきです。

かーわーいーいー。
なんていうかこの師弟はピュアラブすぎてまぶしいです。
じわじわ互いを心の底から尊敬して認めるようになって、でも互いのイヤなところは「そこはイヤ…」と思い続けている。
でもイヤな部分もひっくるめてラブ。ラブでしょうこれは。すばらしいラブ。

そして巻を重ねるごとにクレプはどんどん阿呆の子になっていきます。
ダレンに色々もってかれてる師匠に色々もってかれてます。そしてダレンも師匠に色々もってかれてます。
くう、かわいい。師匠かわいい。ダレンかわいい。
もうこの愛しい子たち。

2005年9月25日(日)
私の行く図書館では予約ぎちぎちに入ってて
いまだに全巻読めてません。1巻→7・8・9巻→2巻→4・5・6巻とゆー変則読みをしています。

[1巻]
師匠はフツーに怖い人。ダレンは「え、主人公これでいいの?」ってくらい、ダークサイド丸出し。
悪すぎるこのひと。
おやすみのキスに死ぬほど泣く。
[2巻]
師匠…え、師匠?って感じ、この人、手下のこと愛しちゃってる!?
クレプスリーがあらわれるたびにときめきがおさえられません。
ぜったいなにかしらやらかしてくれるんだもの、期待を裏切らない男だ。
ダレンは良い子すぎて泣ける。涙。
[4巻]
ファンタジーらしく冒険!楽しい。
[5巻]
はっきり言ってこれ児童虐待だろう!ってくらいの試練・試練・試練。いたすぎて私がハゲそう。ぎゃあ。
[6巻]
意外すぎてハゲそう。ハゲる。
師匠が「この人死んじゃうんじゃないか」ってくらい悲しんでて…なんていとしい男でしょうこの人、愛せる。
そしてダレンコールにちょっと引く。
なにこのハリポタみたいなエンディング。
しかし何故どうやって総帥になるのか、っていうトリックは見事。
筋は通ってるのでイヤ〜なかんじはゼロ。
心の底から「よかった〜」と思える結末、だたしダレンコールはやめて…。
[7巻]
ファンタジーらしく冒険。師匠、なんてアホなの。知ってたけど。どんだけアホなの?いっそ愛しい。
[8巻]
意外すぎる展開。狽ェ、学生!?ぷぁ、パパァ!?そして師匠への愛が募る。
[9巻]
いっそ死にたくなる展開。
ファンアートでここらへんの展開をフォローした作品を読んでまじごと死ぬる!ってくらいへこみました。
ああ、でもありえる、うああ〜↓って。

[1〜2巻総評]
ダレンはとても良い子。
最初は本当に趣味の悪いお子さまで、お姉さんちょっとどうかと思ったよ。
君はもっとこじゃれてても良いのでは?と思わなくもなかったけど。
ところで師匠を殺すとなるととたんに活き活きする君がたまらんよ…。
そして師匠はもう少し、大人になろう。
(今週の目標 「ダレンはちゃんとクレプの話を聞くこと。クレプはちゃんとダレンに話をすること!」 )

[4〜9巻総評]
巻を追うごとに師匠の受度が上がっていきます。
1巻では本当に怖いモンスターだったのに…。
いとし子と出会い、彼のフェイクチャームポイント(ホラー)はもろもろとはがれ落ち
もっとイイところ(天然)が丸出しになってゆく様は壮観。
そして逆にダレンの攻度が上がっていきます。ダレン良い子だ…。
ところでヴァンパイヤものなのに美女が出てきません。
ダレンの彼女は元幼女だし。
クレプスリーの元奥は「あまり美人ではない」とか言われているし。
おっさんしか出てきません。薔薇の風呂とか出てきません。
ヴァンパイアにあるまじき、耽美とはかけはなれた世界です。
どちらかゆーと場末のサウナの香りがします。
どいつもこいつもやもめ臭いです。登場するのはおっさんばかりです。

エバンナ!エバンナ!美女モードぷりーず!!(エバンナにうるおいを求めてみる。)

2005年11月12日(土)
久々に図書館に行ってダレンシャンを最終巻(10〜12巻)まで借りてきました。
現在、読破中。うああ、たまらん。おもしろすぎ!

[10巻]
正直10巻はファンタジーとして正道なのだろうけど、いまいちおもしろみには欠けてて、
やっぱクレプスリーのおっさんが活躍してくれないと…と、涙出そうでした。
(しかしウシガエルのイラスト全開2ページにはのけぞった!)

[11巻]
11巻に入るととたんにおもしろい!
てゆーか児童書なのに、主人公の妹が未婚の母になってたり、幼なじみがサッカー選手になってて地元のスタジアムで大活躍したり、なんか「普通の生活」のシーンになるとものすごい「ありえる」というか所帯じみてたりするのがこの物語の魅力。
ヴァンパイアのおっさんたちの日常(?)生活シーンになんかものすごい汗臭くむさくるしくてかわいかったな〜。(4〜6巻)

[3巻]
読み飛ばしてた3巻をようやく読めました。
クリスマス・ストーリーです。
そしてシャンくんまたしても師匠を殺そうとしています。笑。
ホント、普段はとても良い子なのに師匠を殺すことになると激情型だな〜。笑。

この巻で主人公のダレン・シャンがヒロインの女の子とお付き合いをはじめるのです。
のちにダレンくんは「自分はヴァンパイアだし、子どもも作れないし、正体も明かせないし」と
ウジウジイライラ湿っぽく悩むことになります。(7〜9巻)
しかしこの巻の時点では意外にカラっとしてて「あ、女の子だ」「いいな」からはじまり、
女の子から「キスしていーよ」なんて言われてどきどきしてみたり、
ちょっとキスしてみてなんかステキー☆なことになっちゃったり。

ロマンスです。
ちょうかわいい。

このお話、なにがすごいってダレンが女の子とつきあってる件を師匠のクレプスリーに伝えたときのシーン。
ダレンくんは「女の子とつきあってるなんて言ったらクレプスリーは反対するか怒るか止めるかするに違いない」と想像していたのに
クレプスリーは「別に反対しない、おまえの気持ちにまで口出ししない、恋愛はヴァンパイアだってするものだ」なんて言うのです。

なんか、うん、そうだよね。それがホントだよね、って思いました。
ありきたりであたりまえの言葉なのかもしれないけれど
なんかそれ、私も言ってみたいせりふだ、と思いました。

くれぷはやっぱりいいな〜。

声に出して言ってみたいクレプせりふ
ナンバーワンは
とても、よいことなんだぞ」(にっこり)
ナンバーツーは
なぜおこらなきゃ、ならんのだ?おまえの気もちまで、我輩はどうこう言わん

みっつめはやっぱり
ラーテン
あ、これはダレンのせりふだ。(そして激ツボ)

つか「我輩」さいこう。

2005年11月13日(日)
[12巻]
そして本日、最終巻を読み終わりました。
運命の息子のダレン。ひねってるようで案外ストレートなサブタイトル…

抱きつきたい?私もです。
運命を変えるとか、運命を代えるとか、そのための命を選んで、

…いや、その前に精霊の湖のシーン。
ダレンくんの後悔について色々色々考えてみました。さかのぼってみればあの総会のときの
あれとかいや総帥になったこと自体がいやいやうーん。でもあのときは、まあそれを置くにしても
デビーには他の人生も…それじゃ再会の時点では?そもそもあのクリスマスまで遡る?
いやデビーだけじゃないぞいろんなひとのいろんな人生が、でもダレンと、いやいや、うーむ。。

とにかく後悔ばかり。そして仕方のない後悔ばかり。
でもね、クレプに会えたことだけは後悔すべきことだとはまったく思えないのです。
出会ったことを後悔しない、後悔?してるけど、してない、出会い。

湖の死と、夜明けの死、ぜんぜんちがう。
人生のなすべきことをなして、というか自分のやれることを精一杯やって死ぬの。
悔いのないように、悔いはあるかもしれないけどそれを引き継いでくれる、誰かを信じて。

なんかやるせないかもしれないけれど、湖の死と夜明けの死、選べるなら、どちらかを。

[10〜12巻総評]
ぐるぐるぐるぐる誰かの策略がかけめぐってややこしやややこしや〜(N○K教育)って感じですが
なるほど、シリーズを通しての筋は通ってるんですね。めだった矛盾はなし。
それになにがすごいって最終巻まででちょっと不満だったり不条理だったりした部分にはフォローが入っている点。
物語を無効化してしまう手段をとりながら、それでもダレンの決断を有効化する手法を利用して…。
紙一重かもしれませんが、お話としてすごく力作!って感じで好感持てます。

さみしいけれど、ハッピーエンド、この物語は。
終わりのない物語はない、そうだね。

続きがないって言うよりは、終わったんだよ物語が。
物語が続くことはダレンくんの苦しみが続くことでしかなかったの、かな。

それでも、
不幸にしたのは誰。幸せにしたのは誰。
さいごまで精一杯なすべきことをおこなって、誰かを信じて、自分を信じて。
あいたいひとにあいにゆく。
会えたから。

だからこの物語はハッピーエンド。

Posted by asiz at 04:43 | Comments [0] | Trackbacks [0]

レイザーラモンの泥人形ネタ

レイザーラモンについて言及しておこうと思います。

レイザーラモンは個人名ではありません。
すみたにさんはピン芸人ではありません。
レイザーラモンは若手芸人のコンビ名です。
コンビ、ええ、コンビなのです。
私は彼らの泥人形ネタ(↓参照)が好きです。

父子が仲良く川で釣りをしている。父親はやさしいお父さん、息子はハードゲイ。
仲の良いふたりだが、息子は川に落ちて死んでしまう。
(息子の死因は水死、原因は大っきいビスコ。
 ちなみにいずぶちさんが父親役すみたにさんが息子役)
父親は亡くなった息子を思い、悲しみのあまり毎日泥人形を作って自分を慰める。
そんなある日、泥人形に命が宿って…

まあ、こんな感じのネタです。
ラストは雨が降ってきて泥人形が崩れ落ち、いずぶちさんが「泥人形ーっ!!」って叫んで終わるのです。
(なにがなんだか。私の説明力の問題というより…まあ、そういう芸風なんで。)

泥人形コントの冒頭にはこんな会話登場します。
息子 「父ちゃんごめんな、息子がハードゲイになってもうて
父 「ん?えいえい、個人の自由や!

上記の会話、関西弁の発音で想像して下さい。
えっらい軽くえっらく明るい、やさしいノリです。
お父さん、息子さん釣りなさってますがナチュラルにボンテージ…

この会話を聞いたときものすごい心がほんわかしたものです。
つか、これまで微妙にはずかしくて誰にもいったことなけどこのコント、けっこう好き。
すみたにさんのかるいノリのカミングアウトに対する
いずぶちさんのこれまたかるくてやさしい返しがすてきです。
ちなみにこのネタは去年の年末のオールザッツで放送されてましたので、
関西ではわりと有名、かな。
どうだろうか、関西の一部ではわりと有名。

オールザッツ
 関西のローカル番組。毎年年末に放送される。
 一晩ぶっとおしで漫才・コント・企画が行われる。お祭り。司会はひどい。
 いろいろひどい。ときに放送事故ギリギリ。
 ときにグダグダ。常時グダグダ。デフォルトグダグダと言っても過言ではない
 しかしさんの司会が愛される関西ではグダグダは別に悪いことじゃない。
 深夜スタートの上、長時間生放送のため、出演者はフラフラ。
 そして必ず押して火がつく。

すみたにさんのパフォーマンスはちょっと…と思う方にも、
この泥人形ネタのコントは一度見て頂きたい。
なんか好き。

てゆーか私はこの父と子のかっるーいカミングアウトシーンがものすごい好きだ。
やさしい。

ちなみにラストの「泥人形ーっ!!」のシーンはちょうシュール。
たぶん、関東のTVで放送したらまじで怒られる。

私はここ3年くらい麒麟を応援し続けています。もちろん今年も。
去年の「がんばれ俺たち!」には感動したなー。
田村くんのこの言葉にちょっとマジ泣きしました、嬉しくて。
それに対する川島さんの笑顔にもなんかもう、むせび泣いた。かわいくて。
ところで、オロナミンCのCMグランプリはオンラインでも視聴できます、ぜひ見とけ。万金の価値がある。

今年も、この季節がやってきたのですね。

Posted by asiz at 04:06 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年11月09日

遺言

以前読んだ本を読み返したいのだけどタイトルがわかりません。
とてもおもしろかった本があります。
大学の国文系の書棚にあった「作家の遺言、最期の言葉集」研究書かな?存外硬派な書籍でした。

夏目漱石が娘の三女(だったっけかな?)に言ったという
泣いてもいいんだよ
の言葉とかかなりうるっときました。なんてやさしい。

漱石さんといえば、ホントに死にそうな場面で「水をかけてくれ、死ぬと困るから!」という名言を吐き
Σ作家にもあるまじき発言!!と物議を醸し、家族を困らせたという逸話があるけど、ホントかな。

作家ってたいへん。死にかけても下手なことは言えない。
語り継がれてしまいます。

そして、人によっては「この人ホントに死にかけてるの!?」みたいな立派な言葉を長々と残している人もいました。
でもよく見ると元気な頃に残していた遺言書の文章だったりして、さすが作家。えらい長文残してました。

その本にはいろんな人のいろんな言葉がのっていました。
こう、ぐっと来たのが愛い子らへの「泣かなくていいよ、順番だから」なんて言葉。
(「生きていた脳」の作者だったかな?)
これいいなあやさしくて。

あと、最期の言葉で案外多いのが「何々が食べたい

本当に多かった。みんな、作家なのに。作家だけど。人間だもの!(みつを!?)
やっぱり大事なことなんだな悔いのないように食べたいと思えるときに食べたいものを食べること。
てゆーか悔いのないように生きること。とても大切。

最期の言葉を残して死ねる、最期の言葉を聞いてくれる人がいる。
それが家族だったり大切な人だったりしたらそれはなんともしあわせじゃないか、と思います。
というか最期に誰かに何も言えないのはさみしい気がする。

最期の言葉について母と話したことがあるのですが
「何もわからなくなってしまうより、ちゃんと物が言えるうちに死にたいね」
母曰く。
「でももしそうなったら」
母曰く。
「背中叩かれたらにっこり笑って『みんなありがとう』って言うのよ、って教え込んでおいて
今だ!』って瞬間に背中叩いてね」とも言ってました。

今だ!かぁ…。
みんなありがとう」もいいな。

えー。なんて言って死のう?
「泣かなくていいのよ」ってかなりいいな。パクリだけど。
でも誰かにその言葉を言えるのってかなりしあわせなことかも。

ちなみにバトラーさんの最期の言葉はアルテミス・ファウル3巻にて明らかになります。
これはもう歴史に残したいセリフなので、ああもうホント、誰彼かまわず読んで欲しいなアルテミス・ファウル!
微妙に発売が12月になってます!いいよ自分へのクリスマスプレゼントにするから!!

アルテミス・ファウル第3巻(邦訳)発売決定!

角川書店 「アルテミス・ファウル3 永遠の暗号」

Posted by asiz at 22:14 | Comments [0] | Trackbacks [0]