2004年11月25日

第2回「ボビー・フィッシャーを探して

さて、第2回アルテミス・ファウル関連のオススメ作品紹介コーナーです。

アルテミス・ファウルといえば「チェス」
原作には「天才アルテミス・ファウルはチェスの世界大会で優勝していた経歴がある」とゆーエピソードが登場します。
アルテミスは偽名をつかいチェスの大会に出場し、バトラーは彼の叔父とゆー設定で世界を渡り歩いたそうで。「チェスの天才・ステファン・バシュキル(実はアルテミス)と叔父のコンスタンティン(実はバトラー)」の設定は「北極の事件簿」(2巻、TAI)にも登場します。

6手で相手を倒す!「バシュキル手法」なんてのも印象的。

私はこのエピソードに、チェス界の天才ボビー・フィッシャー(Robert James Fischer)を思い出しました。
おそらく、彼をモデルにしたエピソードなのではないかな?と。

ボビー・フィッシャーとは?」(Wiki)

ボビー・フィッシャーの伝説はあんまりにもとんでもなくて、実在の人物だとはにわかには信じがたくもあります。
「ヒカルの碁」を読んだときも彼のことを思い出しました。
この映画の影響です。

映画「ボビー・フィッシャーを探して」では、ボビー・フィッシャーの再来と言われる少年が登場します。
ボビー・フィッシャーは「ヒカルの碁」における本因坊みたいなものかな。

主人公であるジョシュは、ある日ふと目を奪われたゲーム「チェス」に夢中になる。
彼は次々と相手を倒して、世界大会にまで出場することになる。
しかしチェスをはじめたことで、両親が苦しめることになる。チェスを続けることで、普通の子どもであることが難しくなり、大好きだった公園でのチェスも禁止されてしまう。あらたしい試合に参加するたび人々を苦しめ、勝利の輝きをみせつけるチェスの世界、つよい人に会えるという期待、そして葛藤。
それでも彼はチェス盤のまえに座った。

ボビー・フィッシャーを探して
ボビー・フィッシャーを探して
主人公ジュシュの「こまったな〜」ってときの顔がめちゃめちゃかわいいです。
脇をかためる大人たちがこれまた名役者さんばかりで、とてもよい演技をみせてくれます。
チェスのシーンは圧巻!

もしもチェスに興味を持たれたら、こちらの書籍もオススメです。
ボビー・フィッシャーの棋譜もついてて楽しめます。
ボビー・フィッシャーのチェス入門
ボビー・フィッシャーのチェス入門

Posted by asiz at 2004年11月25日 00:00
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