2005年02月02日
小説「万物理論」
「万物理論」(グレッグ・イーガン著)を読みました。
主人公がとにかく青臭いというか、イイ年齢(トシ)こいてモラトリアムばりばりで!
非常にイライラしながら読んだわりには、
とある汎性(=性差・性別を取りのぞきセクシャルな部分を皆無にした性)が登場してからは
なんだかとても楽しく読めてしまいました。
この汎はちょっと好きです。
(女性を「彼女」、男性を「彼」と呼ぶように、汎性のことは「汎」と読ぶ。イーガンらしい。笑)
サイエンス・フィクションを読むとき
「サイエンス」の部分だけにとらわれるのではなく
「フィクション」の持つ力を信じることにも意味があるんじゃないかと。
Posted by asiz at 2005年02月02日 00:51
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