2007年01月28日

阿特米斯について(その1)

中国版アルテミス・ファウル! の続き

中国語が判らずに困っていたところ、タキさんがにっこりと知識を授けて下さいました。
詳しくて丁寧な解説ありがとうございます!!大好き!>タキさんv
謎が…謎が解けてるよ!!
すごい。

以下、タキさんに教えていただいた内容の転載です。
なお、文中の強調、見出し等の編集はasizによるものです。
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■□■ 発音 ■□■

阿a 特te 米mi 斯si 奇qi 幻huan 歴li 險xian
1   2   3   1   2   4    4   3
(数字は声調)

■□■ 解説 □■
まず、阿特米斯
これは、アルテミスの音に漢字を当てはめた訳です
音調は、アルテまでが上がる感じで、ミスが少し下がってから、元に戻る感じ…。
ええと、アルテミまでは、中国語の1声2声3声の連続になっているので、なかなか覚えやすいかもしれないです。

意味ですが、阿特の阿には(親しみを表す)・・・ちゃん、また特には特別と言う意味があり、なんとなく『特別な子』的なイメージを抱けるかと思います。音的には、他にもたくさん該当する音があるので、わざわざこれを選択したのは、そういった意図があったかと。
米斯については、よく分からないのです。

 asiz注:そういえばハリーポッター(哈利波特)の訳にも[]が使われてます。
     愛情された子どもに贈られる良い意味の字なのですね。

奇幻歴險
こちらについては、
奇幻で、『奇異で幻のよう』と言う意味があります。
歴には、『経験』と言ったような意味があり、険には、『危険
また、『悪賢い』的な意味があります。

大意としては、
『アルテミスの奇異で幻のようで危険な経験
もしくは、
『アルテミスの奇異で幻のようで<悪賢い>経験
で、なかなかの好訳であるといえると思います。ウフv

どこか間違えていたら、申し訳ないですが、…こんな感じかな?

■□■ 音調 ■□■
ちなみに、(全てアで統一。アルテミスのアは一声ですね)
一声 普通にアーと発音。
二声 アァ?(少し怒り気味で、語尾を上げる感じ)
三声 あーあ(残念そうに、「あーあ、失敗しちゃったのか」の『あーあ』)
四声 アア!(最後は短く、高いところから低いところへ急に落とす感じ)

これらは、ニュアンスなので、参考程度にしていただければ幸いです。

そうだ、ちなみに、中国語のアルテミスが本当に阿特米斯ならば、『ル』がない?
『アテミス』??
アーティ的な音に近くなるのかな?

■□■ 補足 ■□■

男管家は、男執事です!
態々男をつける必要があるのか分からないのですが、
辞書を信じるなら、管家だけで『執事・傭人頭』の意味があります。
多分これが…バトラー?

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以上、タキさんからのヤムヤム てんこもり情報でした!

本当にありがとうございました!!>タキさん。

Posted by asiz at 2007年01月28日 23:00
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