2005年01月28日
ユーロ高と映画化
アルテミス・ファウル映画化について
ご存知のとおり、アルテミス・ファウルの映画化は遅れています。
ミラマックスからの正式なアナウンスはされていませんが
当初予定されていた公開予定よりも延びているのは確かです。
ちなみにアルテミス・ファウルの原作自体は全世界で出版され
人気も高く、売上げも好調(笑)の模様。
当初は三部作の予定だったのが続編も発売決定。
第四作目の「Artemis Fowl: The Opal Deception」を心待ちにする日々。
短編集(The Artemis Fowl File)や番外作(The Seventh Dowarf)などもコンスタントに出版されており
まだまだ大人気のシリーズなのです。
(UKアマゾンでも、4巻の予約ランキングがすごいことになってた)
何が問題なのかといいますと
原因はひとつです。レートです、レート。
アルテミス・ファウルはアイルランドを舞台にしています。
作中でもアイルランドという土地に対してこだわりがみられます。
作者のオーエンさんもアイルランド出身だけあって郷土愛も強いのです。
映画化についても同様で、世界中のファンも製作側も
映画については「アイルランド的」なものを求めているし、求められているのです。
そこで、当初から映画「アルテミス・ファウル」は
アイルランドで撮影されることが決定していたのですが…
ここしばらくドル・ユーロのレートがいまいち思わしくない。
本日(2005/1/28)のレートをしらべてみたところ
ユーロ→米ドルが1.30、思いっきりユーロ高です。
というか尋常な数字じゃないんです。年末とか本気ですごかった。
こんなシビアなレートではちょっと製作側もかなりキツイ。
そんなわけでアルテミス・ファウルの映画化は遅れているのです。
ひょっとして、ユーロが落ち着くまで映画化は先延ばしになるのかな…。
とりあえずファンとしては待ちます。待てますよ。
やっぱり映画化ってのは大きなお金が動くだけあって、色々と、むずかしいのですね。
» アルテミス・ファウル―妖精の身代金 from 朝三
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ちょっと前に「ウィッシュリスト」に強烈にはまってしまい、
当然のように作者のオーエン・コ... [続きを読む]
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