2004年08月18日

The Seventh Dwarf

■アルテミス・ファウルは全3巻で完結致しましたが、新作の番外編が発表されているらしいのです。

「Artemis Fowl: The Seventh Dwarf」とゆータイトルだそうです。

…えーと。

■Artemis Fowl: The Seventh Dwarf―「アルテミス・ファウルと7番目のドワーフ
これは「ワールドブックデー」とゆーイベントの一環として発表されたものだそうです。
このイベントに参加すると本と交換するためのチケットが無料でもらえるのだとか。
ちなみに開催地のイギリスといえば児童文学のメッカ。もちろん現在も有名な作家が存在しています。
そのイギリスの作者と子どもたちが直接交流できるという、ファンにとってはよだれとか涙とか色々あふれそうなイベントであるわけです。JRローリングさんも参加してよみきかせを行ったのだとか…。行きたい…うわあ、行きたい。

日本に生まれてよかったな〜と思うのは、文庫という形で世界中のベストセラーが読める素晴らしさを実感したときです。SFなんか特に、ネビュラ・ヒューゴー賞受賞作品はたいてい文庫で読めるから幸せ。

でも日本の書店に置いてある児童文学は…いまいちじゃないか?
自分が子どもだったとしたら、今の書店の品揃えを見てもいまいち嬉しくなかったと思う。ファンタジー。ファンタジー。ファンタジー。それしか置いてない。それ以外は赤ちゃん向けの絵本だけ。ロアルド・ダールが置いてあればまだマシな方。

最初からあきらめて図書館へ行けとでも。

なんだかなぁ。イギリスの児童書はすっごく安くて子どもにも手に入れやすいのだそうです。
そんな環境がどこの国にでもあるもの、とは思いませんが…なんか、もう少しなんとかならないのかなぁ…。

■んで。7番目のドワーフ。
タイトルを見た瞬間、あー白雪姫のパロディ?とか思っちゃったんですが(7人の小人ってね。)そんな同人誌みたいなものではないと信じたい。
ファンの感想なんかをチェックしていると、2〜3巻あたりのサイドストーリのようです。
えーと。アルテミスが実は女の子!…なんてオチは?(黙ります。)

アルテミス・ファウルというタイトルを見た瞬間、主人公は「女の子にちがいない!」と思う方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか…。とゆーか、おとこの子だと思う人の方が少ないよね、ああ…(黙ります。)

そうそうUS版ペーパーバックは目次がついていないのです。ちょっと目次に関してはひっかけや騙しネタも隠されているように感じているのですが、どうなんでしょう…?2巻の第5章とか絶対アルテミスのことだと思ったのに!!(ネタバレ…ですらない、セーフ。セーフ。)
うーん。目次についてはちょっと難しい点もありますが、個人的に目次は付いててくれた方が読みやすかったです。(UK版)

Posted by asiz at 2004年08月18日 00:34
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